ナナメ俯瞰から見た僕 -235ページ目

自らの言葉に噴く。




うちは比較的仲のよい夫婦だと思うが、
それでもやっぱり気に入らないところはある。

うちのカミさんの場合、片付けが下手で、モノの扱いがぞんざいなところだ。
仕事に関してはやたら気配り上手で、僕よりも繊細な仕事のやり方をするくせに、
身の回りに関しては非常にだらしない。

例えば、同時期に買ったものでも、
僕が使っているものより、カミさんが使っているもののほうが、はるかにへたり方が早い。
また、ベッドの脇にぬいだ靴下が挟まっていたりする。
カミさんの仕事部屋は、まるでスラム街のようだ。
生ものがないからまだいいが。

仕事部屋ならべつにほうっておけばいいが、
共用のスペースとなると、そうはいかない。



うちでは、二人が家にいる場合、
食事はほとんどカミさんが作る。
調理器具と食器はまとめて僕が洗う。

が、毎食後すぐに洗ったりはしないので、
たまに洗い物がたまってしまうことがある。

そんなとき、料理を作るのにジャマだから、
カミさんは洗い物をどかすわけだが、
どういうわけか、ほとんど汚れていない、パンを置いたような皿や、
ちょっと流せばきれいになるような皿の上に、
油モノの皿とか、フライパンなどを載せ、さらにそれをシンクの中に置いたりする。

また、たまに自分で洗ったりするかと思うと、
僕が洗って置いておいた、乾いた食器をしまわずに、
その上から、濡れた食器をドカドカ置いたりする。

これがガマンならない。
なぜ人の手間を増やすのだ。
仕事じゃ人に気配りできるくせに、
なぜ家ではそれができないのだ。
何度言っても直らない。



というわけでキレる。

しかし、そういうのはたいていカミさんがいないときだったりするから、
一人でキレる。

さっきも、仕事の合間に洗い物をしていて、キレた。

「ふざけんなあのヤローいいかげんにしろー」

などとブツブツののしっていたはいいが、
勢い余って、

「だいたい、あいつの汚し方にはセンスがねぇよ!」

とつぶやいたところで、うかつにも噴いた。

何なんだ、「汚し方のセンス」って(笑)。
そんなものにセンスがあるのか。
そんなセンス、いらねー。

あ、でもやっぱ必要かも。
汚し方っていうか、キッチンの使い方のね。



仕事モードの合間に家事をすると、
微妙な言い回しが出てきてしまう、悪い例でした。





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