ナナメ俯瞰から見た僕 -14ページ目

入退院。




糖尿病になったキー(猫)は、
インスリン注射を開始した後、
元気食欲も回復し、ひと安心。

と思ったら、

先週の15日(火)の夜、また少し元気がなくなり、
夜中におねしょを連発。
明けて16日の朝には、見るからに調子悪そうな感じに。
こりゃいかんと病院に連れていったら、そのまま入院。
ケトアシドーシスという状態になってしまった。



炭水化物(糖質)を消化吸収して得たブドウ糖は、生きるためのエネルギー。
クルマやバイクにとってのガソリンのようなもの。
しかし、濃度の高い糖はそのままではカラダにとってよくないので、
肝臓などに一時的に貯蔵されてから使われる。
(さらに余った分は脂肪として貯蔵される)

ところが、その糖が貯蔵されず、いつまでも血液に乗って流れている状態、
つまり高血糖が続いてしまうのが、糖尿病というヤツ。

高血糖が続くと、
糖が代謝されずに垂れ流しになっているわけなので、
普通に食べていてもやせていく。
また、血糖値が高い(血液の濃度が高い)と、
浸透圧の関係で細胞の水分がどんどん血液中に吸い出され、
かつ腎臓で水分が再吸収されずに出て行ってしまうので、
オシッコの量と回数が増え、それを補おうとしてのどが渇くようになる。
ハッキリ多飲多尿の症状が現れるころには、ダルくなって元気もなくなる。

さらにひどくなると、
カラダがエネルギー不足の緊急事態と判断して、
強制的に脂肪を分解して糖を取り出そうとする。
その際にケトンという物質が生成されるのだが、
そうすると血液が酸性に傾いてしまう。
その状態をケトアシドーシスと呼ぶ。
放置しておくと昏睡状態に陥り、最悪命を失う。

キーは、その状態になってしまったというわけだ。



糖の貯蔵を促して、血糖値をコントロールしているのが、インスリンというホルモン。
一生続けなければならない可能性があるとはいえ、
インスリン注射を始めて、もう大丈夫かと思っていたのだが、甘くなかった。

獣医師が言うには、
猫の血糖コントロールは、人(や犬も?)に比べて、とても難しいのだそうだ。

「不幸にも、亡くなってしまったケースもある」

と聞いて、目の前が暗くなった。



その日からは、毎日面会に。
翌17日は、声をかけても目が定まらず、うとうとしているものだから、
正直もうやばいかもしれないとも一瞬思ったが、
18日に行くと、ダルそうではあるが「ニャー」と鳴いて、体を起こしてくれた。
19日には、かなり回復。どうやら危機は脱したようす。
血糖値も安定し、ケトンも尿に出なくなって、元気食欲も回復。
20日には退院することができた。

どうやら、キーはもともと血糖値が高めで、
食事をすると血糖値が上がりすぎてしまうようだ。
インスリンの効きがよいので、入院前は1日1回の注射だったが、
これからは、朝ごはんと夕ごはんの後、それぞれ1回注射することになった。

インスリンは、効きすぎると血糖値が下がりすぎて、
脳に糖がいかなくなって昏睡状態になる恐れがあるので、
状態をよく観察していなければならない。
ウチは共働きだが二人ともフリー。自宅が仕事場なのが幸い。





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ともあれ、ハラハラした1週間だった。
まだ、完全に安心はできないけれどね。




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