~準備をした分だけ結果が出る~ | 手前味噌~ビジネス・家族・子育て・経営・仲間・お客様・恋愛等から気づく法則~

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経営や企業として、また、父親、夫として、あるいは上司、仲間として取り組んできた結果や経験から気づく事を週一回程度UPさせて頂きます。

お役に立てれば幸いです。

今までいろんなアルバイトや仕事を通じて、いろいろな方と出会い、そして教えていただいたことの中に、「準備が大切」というものがあります。


業界や職種を問わず共通して諸先輩方から教えていただきました。


例えば、以前にも書きました梵鐘メーカーの職人の皆さんが口癖のように仰っていたのは「段取り8割、本番1割、仕上げ1割」という言葉でした。
梵鐘造りは銅と錫を溶鉱炉で溶かし、鋳型に流し込んで梵鐘を造るということですが、溶かした金属を鋳型に流し込むこと自体は熟練の技が必要です。

しかしその工程自体は全体の1割程度で、良い品を作るためにはその鋳型を作るという前工程の「段取り」が8割方を締めるということです。
その内容というのは、粘土を赤土層から掘り出すところから、粘土を水で溶かして、荒めの砂を混ぜた土と粘土で鋳型の外枠を作ります。
そして、ふるいにかけた土を粗目から細か目へとどんどん層にして、最後はろくろのように型枠できれいに表面を仕上げます。
そこから木型やへら等を使って柄や文字などを入れていくという工程になります。
その作業にも段取りがあって、型枠を造る場所の地面を水平にするため、シャベルで削ったり均したりして水平にすることや、固まっている土を足で踏み砕き、ふるいにかけておくこと、また、方枠の大きさに合わせてへらの角度を調整しておいたり道具を加工することも含まれます。


このような前工程をやらないと、いくら銅と錫を割合を完璧にして1700度まで上げて1000度になった状態の金属を、鋳型に空気を入れず、同じ分量で一定時間に流し込んだとしても前工程の品質が悪ければそれなりの品物しか造れません。


他にも中華料理のお店やイタリアンレストラン、ラーメン屋さんにもアルバイトとして仕事をしましたが、そこでも「仕込が命」という言葉を何度も何度も聞きました。


トマトの皮むきをしたり、ニンニクの皮むき、ピザの生地作りや鶏がらの掃除や臭み消し、餃子の餡を大量に作ったりチャーハンの一時炒めなど、仕込みの為の準備にも長い時間をかけていました。


今、私達はソフトウェアの開発や環境構築などの仕事をしています。

上に書いたことは我々にとっても同じことが言えると思います。


また準備をした分だけ結果が出るということは、一個人にとっても当てはまると思います。

例えば、お客様との打合せに行くことがよくあると思うのですが「緊張しました」と言う社員の方が少なくありません。

「緊張する」事自体は別段悪いとは思いませんが、自分のパフォーマンスが出せなかったことに対しては準備を怠ったため、いつものパフォーマンスが出せなかったのだと思います。
テクニカル的なことや問題点、現状把握などをヒアリング出来なかったり、自分の持っているテクニカルを十分に発揮できなかったとしたら、その場面に向かう前の「段取り」、要は準備がそれなりだったためにそれなりの結果になったということです。


本番はとても短い時間に過ぎません。
ですからベストを尽くせるよう、入念に準備をしておくことが大切なんです。
その準備に応じて結果がついてくるんです。


私はこれからも準備を常に心がけて、最高のパフォーマンスが発揮できるよう精進したいと思います。

そして、皆さんのライフスタイルを向上させるための「段取り」をこれからもやり続けようと思います。