派遣労働について(773) | アナタの人生残りあと何年?最高の人生の送り方とは!

アナタの人生残りあと何年?最高の人生の送り方とは!

人はこの世を去る前にやったコトには後悔はないが、やらなかったコトに関しては遺恨を残すと言われています。では、後悔する前にやってみませんか!世界がアナタの活躍を待っていますヨ!




臼井流「最高の結果を出す人の話し方」





( お茶一杯

かれる人、われる人 )




< こだわりが込められたお茶 >





8年ほど前の冬、

ある通販会社に

商談に伺った時のことです。




その日は寒風吹き荒れる

小雪交じりの天候。



かじかむ手をさすり

震えながらその会社の門を

くぐったのでした。




応接室に通され、

しばらくすると

色も鮮やかな「緑茶」が

上品な湯のみで出されました。






社長は、前の商談が

長引いております。


恐れ入りますが

5分ほど

お待ちいただけけ

ますでしょうか。



熱いうちにどうぞ、

お召し上がりください。

温まりますよ」







お茶を勧められたのですが、

その日初めて訪れる会社ですし、

商談相手は社長さんです。




ご挨拶をする前に

口をつけるのは、

失礼というもの。





私は相手が現れるのを

待っていました。


10分ほど経ったでしょうか。


現れたのはその会社の

創業者である先代の社長でした。




あれ

口に合わなかった? 

緑茶は、お嫌いですか?」











ちょっとさびしそうな

表情を浮かべる

社長を前にして、

私は固まってしまいました。




後になって

分かったのですが、


その会社の前身は製茶業




創業社長はお茶には

こだわり」の

ある方だったのです。






ですからお客様であろうと、

セールスマンであろうと、



極端な話、押し売り

近いような人にでも、

会社を訪ねてくる人には



社長が厳選した、

美味しいお茶を

お出しするのが

慣例となっていたのです。






お客様がお茶を

美味しそうに

飲んでくれるのが、

何よりもうれしい



ああ美味しいですね」


「香りがいいですね」



などと感想

述べてくれたら、


もっと
うれしい

という方でした。






社長は、寒い

訪ねてきた私に、


体が温まる最高のお茶を

出してあげよう


という配慮をして

くださったのです。



つまり、

遠慮してお茶を口に

していないというのは、



実は気配り

欠ける失礼

行為だったのです、




新規の取引先を

訪問する場合には、


会社経歴書

確認したり

ホームページを調べ、


ある程度の予備知識は

持っていくのですが、



この時は、

その下調べ

足りなかった

のも事実です。






しかし、



たとえお茶に思い

深い社長だと分かっていても、


あの時の私は


「挨拶する

お茶をいただくのは失礼


という考えで


こり固まっていましたから、

同じ行動を取ったでしょう。





臼井 由妃(うすい・ゆき)
健康プラザコーワ、
ドクターユキオフィス代表取締役