こんにちは。
山本ゆかりです。
スペイン春祭りのダンス(セビジャーナスの構造・構成)についてです。
スペイン春祭りのダンス(セビジャーナスの構造・構成)
スタジオアウロラでは、
スペインの春祭りのダンス(セビジャーナス)をレッスンしています。
フラメンコを習い始めて最初にセビジャーナスを教える理由は
ずばり、人気があるダンスだからです。
(セビジャーナスは
日本の盆踊りのようなダンスです。
スペインのセビージャ地方のお祭りの踊りです)
レッスン中はとにかく身体を動かして身体で覚えることが一番ですが、
1度整理してご紹介しておきます。
セビジャーナスは1番から4番まであります。
最初にレッスンするのが1番なので
1番の構造をご紹介しておきます。
セビジャーナス1番 構成
振付 パート1
パサーダ(場所を相手と変わる)
振付 パート2
パサーダ(場所を相手と変わる)
振付 パート3
パサーダ(場所を相手と変わる)
ブエルタ(回転)
シエレ(終わりのポーズ)
スタジオアウロラのレッスンでは、
振付のパートを最初の覚えて踊れるようにして
次にパサーダを覚えて
最後に合体させて完成する
そういった方法でレッスンしています。
そうすることにより
丸暗記するのではなく
分解して
パズルを組み合わせるように完成させていくので
いつのまにかできるようになります
生徒さんのタイプは大まかに2つのタイプいます。
① とにかく感覚的に動きたいタイプ
② 頭で理解してから動きたいタイプ
こちらの分解型のレッスンでは
両方のタイプに対応することができます。
タイプ②の
頭で理解してから動きたいタイプの人は
他の人よりも最初は動けないので
「私は振付を覚えられない」
「みんなに迷惑をかける」
と、悩んでしまう場合がありますが
心配いりません。
学び方の方法が違うだけ、順番が違うだけなので
最後にはできるようになるのです。
実は、私もタイプ②だったので
習っている時は
「まず私は何をやらされているのか説明して欲しい」
そんな考えの持ち主でした。
しかし、教わる先生がタイプ①だと説明がないので大変苦労しました。
(色んなタイプの先生に習った事があります)
私に関してはそんな体験がありますので
かまわず質問して下さい。
フラメンコを教える方で
タイプ①の人は
説明が苦手かもしれません。
一見、天才っぽく見えますけど
そんなことはありません。
説明ができないだけなので、
自分のタイプにあった先生の教わるのがベストかと思います。
「私は全然できないから才能がないんだ・・」
そんな風に思わせる指導者が悪いだけなので
気にしないで楽しみましょう。
盆踊りなんだから、
すぐにできないくらいで落ち込む必要もないですし
楽しめばいいだけです。
周りの目も気にする必要はありません。
ちょっとできないだけで、
変な雰囲気を出す他の生徒さんがいたら
その人が器が小さいだけなので
放置しておきましょう。


