最初はダメかと思いましたが、反撃が実り見事逆転。
最終節で勝利し、勝ち越しでシーズンを終える事ができました。
ラグビーリーグワン最終節
5/4 14:30キックオフ in 秩父宮ラグビー場
東京サントリーサンゴリアス26-45クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
昨シーズンの王者クボタが、アウェイのサントリー戦に挑んだ最終節。
サントリーは、19日のプレーオフ準決勝に向けて、少しメンバーを代えてきたそうです。
たしかにここでケガ人が出たらプレーオフに影響が出るため、それは当然と言えば当然と言えますね。
試合は、夏かと思うほどの暑さの中始まりました。
自分のような素人にとってありがたいのは、1回1回ペナルティが起きた時に、どんなペナルティだったかをモニターに出してくれる事。
これは今後も続けて欲しいと思います。
大きい選手が揃うパワー系のクボタですが、守備の脆さが露呈する展開に。
サントリーの横パスでの振りに上手く対応できずに、あっさりサイドを突破され失点だったりで・・・
正面突破には対応できるけど、横に振られたりすると途端に対応できなくなってるなという印象を受けました。
トライ後のキック、素人の目には"この距離難しくない?"というモノも確実に決める選手、やはりプロですね。
立て続けにあっさりやられてしまったので、"今日は、もうダメかも"と思いながら試合を観ていました。
でも、そこからクボタの選手たちが少しずつ反撃。
相手の攻撃にも対応できるようになり、ようやく得点。
ゴールラインぎりぎりの大きな選手たちの激しい攻防は、何度見ても迫力満点でワクワクしてきますね。
そして、持ち前のパワーで押し切って得点した時の光景はこれまた格別。
会場の盛り上がりも凄まじいモノがありました。
トライ後のキッカーは、"笑顔無き職人キッカー"バーナードフォーリー選手。
いつもの左手をボールの方へ突き出すというルーティンからのキック。
今回もしっかり決めました。
まだまだ同点にすら追いついてないだけに、ここでは笑顔はありません。
その後もトライとキックを1回ずつ決めて、点差を縮めます。
正直、もっとボロボロにされるかと思っていましたが、しっかり後半に繋がりました。
後半に入り、より勢いづいたクボタ。
この試合、バーナードフォーリーはトライの後のキックを2回ほど外してしまいましたが、それでもやはり頼りになる選手。
素晴らしいですね。
逆転した時ぐらいは喜んでもいいんですよと言ってあげたいですが、やはりそこは職人。
そこがまたカッコイイ!。
でも、試合後の挨拶の時はちゃんと笑ってました。
猛攻は続きますが、サントリーも負けじと反撃。
両チームの攻防は本当に面白かったですね。
クボタのNo.11山崎選手のトライは圧巻でした。
大きい選手が多い中で、その選手たちと比べると線が細い印象を受けましたが、あの相手守備陣をスルスルとくぐり抜けるような走り。
決してスピードがスゴイというわけではなかったのですが、自分の頭の中でルートが見えていたような突破。
相手にとって、こういうタイプはかなりイヤかもしれませんね。
オペティヘル選手は、途中からの出場で持ち前の巨体を活かしたパワーで圧倒。
相手を吹き飛ばしたり、パワーで押し返したりと存在感抜群でした。
単純に"スゲェ"。
今回の観客動員数は、13829人。
最終節という事もありますし、何よりも秩父宮ラグビー場という事で場所も良かったですね。
多くのサポーターが集まりました。
試合は、クボタスピアーズが序盤の苦戦を払いのけての逆転勝利。
一時はどうなるかと思ってましたが、今シーズン初めてクボタの勝利を見る事ができてホッとしています。
サッカーとはまた一味違った攻防は、ラグビーの面白さですね。
なかなかルールだったりが難しくて覚えられてませんが、そこはまた来シーズンにて。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~