こっちが恥ずかしくなる位に仲の良い ご夫婦が御来社されまして 、
1脚ずつお使いのダイニングチェアの張り替えの御依頼なのですが、、
生地を選んでいるうちに、「一緒でなくてもお互いが好きな生地で」 となりまして、、
今回は、、
名古屋市天白区のお客様、ご注文を有り難うございました。。
頂いた椅子ということですが、非常にしっかりした作りです。。
ていうか、、そもそも違う生地、色違いですね。。
それではこのダイニングチェアを張り替えます。
キズ付けないように針おこしで針をおこして1本づつ抜き取るという、
いつもの地道で途方もない、でもキレ~に仕上げるためには大事な作業です。
丸裸になりました。。
座面の生地をはがすと、、クッション材は劣化してますので、
スクレイパーとワイヤーブラシで古いクッション材をキレ~に取り除いて、、
いつもの面取りです。。エッジを削って滑らかにして部材が長持ちするように。
こだわりです 。。
さてさて、クッション材を作っていきます。。
合板にチップラバーを貼り付けて、余分をカットしたら前面を斜めにカットして、
仕上がりでここ(右下)が微妙に丸くなるように、、ちょっとして こだわり です。。
チップラバーの上に貼るウレタンゴムを貼り付けて余分をカットして、
2枚をまとめてやらないのは、、厚過ぎるときれいにカット出来ないので。。
更にもう1枚の表面に貼るウレタンゴムを切り出して、全体を包むように貼り付けて
余分をカットして、出来上がり~
背面のウレタンゴムの成形では、、下地用(左上)と表面用(右下)で
エッジを斜めにカットして丸みを作り出すという、こだわり です。
裏側にもウレタンゴムを貼り付けて、出来上がり~
右下の矢印で微妙な丸みになっています。。
生地を裁断、こういう縦柄の絵柄生地には気を遣います。。
こちらはドット柄を張ってます。。
それぞれの座面も仕上げて、、
完成
元々の可愛らしい 、ポップな生地とは打って変わって、、
個性的なサンゲツのトルコ製のファブリックです。。
UP5991のナイルリバー、UP5989のニジェールボールです。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を~。。