本革張りのイタリア製のソファっていうと、当然、高級品ですね。。
愛知県一宮市の御客様さま、、ご注文を有り難うございました。。
なんだか、後ろ姿が格好イイですネ。。
イエローが似合うなんてこと自体がイタリアって感じですかね。。
日本製でこの色だとたいてい似合いませんから。。
でもこれ、一度張り替えているんですね、表面だけは本革で色が少し淡い本体は酷似した合皮です。
それではこのリビングソファを張り替えます。。
分解してひっくり返して裏側を見ると、ウェービングベルトが相当たるんでいます。
「座ると非常に沈み込む、」、と言われていた原因はこれですね。。
これは当然、新しくしますので全てきれいにはがします。。
新しくウェービングベルトを張っていきます。。
さて、これは最初に張り替えた業者さんのはがし残しですね、、赤い矢印です。
これも全てキレ～にはがします。。
ところで、、
弊社は張地を留めてある針を全て抜き取ります。
そこまでやらなくても仕上がりに大差はありませんが 「一事が万事」、
ここにこだわると他の事にも気を遣えますし、
やらないと他の作業もずさんになってしまう気がしますので、、
肘の底部をはがすと（左上）、また張地があります（赤い矢印）。これがはがし残し、
つまり最初から張ってあった張地をきれいにはがしていないので、全てはがします（右下）。
キレ～にはがさないと、特に隅は張地が重なって厚くなるので、作業し難くなるし、
仕上がりにも影響しますから。。
その他にもはがし残し（赤い矢印）が沢山ありましたので、全てキレ～にはがしますよ
ようやく張り替えの本題に入りますよ
はがした張り地をほどいて型紙を作っていきますが、これが延々と続きます
作った型紙で裁断～縫製、、ほどいた型紙と照らし合わせながら確認しながら、また縫います。。
大きな座面カバーが出来上がったので座面のクッションに被せます。。下段は裏と表側です。。
背面もやっぱりはがした型紙から～を繰り返し繰り返し、
出来上がった大きなカバーを張り込んで完成
続いて肘ですが、肘を台に載せてじかに型をとります。。
裁断～縫製～張り込みで完成
完成し肘を本体に組み付けて、完成ですね 
今回のためだけに作った型紙ですが、こんなに必要なのです。。
当然ながら、座り心地というか、クッションの沈み込みも改善ました。。
上質なソフトレザーのベージュです。。
アイボリーっぽいですが、実物はもう少し色が濃いんです。。作業中の色ですね。。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで 
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を～。。