なんだか、、とっても大っきな、、クッションだけで構成されたような、、
横幅は1mほどあります。。
顔でも書いたらジブリ作品にでてくるキャラクターに見えなくもない、、
リクライニングソファです。。たとえが、、難しいですが、、
名古屋市西区の御客様さま、、ご注文を有り難うございました。。
リクライニング機能を利用して、フラットを含めて3段階になります。。
これが2台です。。
それでは、このリクライニングソファを張り替えます。。
右の上下は、本体からはがしたカバーの表と裏、左が本体です。
今回の張り替え修繕の急所は、やはり座面です。どんな椅子.ソファでも一番傷みますから。。
今回もウレタンゴムのへたり以外に、コイルスプリングのちょっとした故障も直しました。
さて、画像では座面のウレタンゴムの構成が解るように並べてみました。。
このウレタンゴムは大きく分けて3層構造です。。
上部を除けて裏返しにしたもの(左上)、更に表面を除けたもの(左下)と表面(右下。)
これを全部新しく成形して作りますが、、大変なことです。。
更に座面の内部を見ますと、コイルスプリングが仕込んであります。。
下地シートはコイルスプリングのせいでボロボロですね。。
ここから下地処理を始めますが、先ずは脇の合板の内側を面取りして滑らかにします。
実際に下地シートがここに当たる箇所で破れてました。。
次に、コイルスプリングの上に家具用のヤシマットを載せて、
以前のようにコイルスプリングが下地シートやウレタンゴムを傷めないようにします。
(こだわりどころ)
その後、職人さんの手作業でウレタンゴムを成形して作っていきます。。
本体と合わせながら、、
リクライニング機能の動きを考慮しながら、、貼り付けて完成
ようやく張地の加工です。元の張地をほどいて型をおこして裁断、縫製、
1つのパーツが大きいので大変です。。
ようやく座と背の表裏の4面が一体化したカバーが出来上がりました。。
被せて要所を本体に針で張り込みます。
作った型紙です。。
完成
本革調の最上位ランクのソフトレザーです。
中身もしっかり直しましたから、座面は新品時よりも長持ちしますヨ。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで
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送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を~。。