歯医者さんのユニットというそうですが、、
歯を治療する時に患者さんが仰向けで寝そべるシート、、
弊社では定期的に張り替えの御依頼があります。。
まるごと買えば数百万円するそうですが、、、、
細かく稼働する機材ですので定期的なメンテナンスは必須でしょう、、
そういえば、、医療器材は日進月歩ですから、
少しでも新しい機器の方が良いのでしょう。。透析機、MRI、etc、、
医療ドラマで見た医療ロボットのダビンチとか、、
早期発見、高度な治療が出来ると思います。
しかし、、歯科ユニット本体は色んな方向、角度に稼働しますが、
歯科の先端技術革新には無関係にも見受けます。。 ド素人の意見ですが、、
治療の工程ごとに数分おきにユニットで起き上がらせて
うがいをさせるだけ、丁度、今、、治療に通っていますので、、
だからなのか、、かなり古いユニットを使っている歯科医院も多々見てきました。。
だからこそ、シート部だけを張り替えれば長く使えます。。
今回は名古屋市南区の歯科医院さま、、
先月の待合室のソファを張り替えた歯科さんの追加です。。御注文を有難うございます。。
上の淡いパープルが3台、イエローが1台、計4台です。。
これも新しい機種とは言えませんし、非常に古~いでもない、、
張り替えの御依頼ではこの位の年度(うまく例えれませんが、、)が一番多いです。。
ではでは、、この歯科ユニットを張り替えます。。先ずは現地でパーツごとに取り外します。。
持ってきまして、、
今回の難所、、の座面です。。
右上から、張地をはがすと表面のクッション材が張地と一緒に一部はがれました。。
クッション材と張地の裏面が接着してあるからです。。
このままでは仕上げた後の表面に凹凸が残るので、、
補修するためにウレタンゴムを貼り付けます。。
左上から時計回りに、、はがした張地から型紙を作って、裁断~縫製~試し張りの段階です。。
まだ合わないので、型紙を修正しています、、
そして再度の試し張り、上の画像とは側面の色が違いますね、、
まだ合わないっ
型を合わせて裁断、縫製~試し張りを繰り返して、、
型をおこすのは大変です、、
、
3~4回の試し張りでやっとOK
ようやくご注文の張地で仕上げます。。
右上から反時計回りに、、裁断~縫製、接着での張り込み。。
難しいのは鉄板パーツなのでタッカーの針では留めれませんから
接着で張り付けながら留めます。。 これが難しいのです、、慣れが必要、、
続いて背面、右上から反時計回りに、、
ウレタンゴムを1枚補強して張り込み、、これは未だ易しいほうです。
続いて頭部、、①ではがすと③のようにクッション材が貼り付いてきます。。
ということは、②の表面は凹凸が出来ているわけですので、、
これを④~⑥でウレタンゴムで補修~補強して⑦⑧で仕上げます。。
最後に足元です。。
完成~納品、設置、取付け、、
完成
、、4台ともミディアムブラウンです。。
「新品みたいだね、もっと早く頼めば良かった」
とお褒めの御言葉を頂きました。。 嬉しい限りです
抗菌、耐アルコール、耐次亜塩素酸のビニールレザーですから
コロナ禍の今、しっかり吹き付けて拭き取って下さい。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を~。。