弊社では多い “猫脚椅子” です。。
今回は愛知県日進市の御客様 。。
御注文を有難うございます。。 しかも6脚、、
ベージュというか、ゴールド系のクラシカルな張地、、
毛羽立ったモケットと織柄ですから高価な張地です。
でも座面はペッチャンコです、、
でも、これが6脚ですから当然、お揃いのテーブルがあって、
こんな椅子がお似合いのダイニングなのでしょう。。
それではこのダイニングチェアを張り替えます。。
フレームにキズを付けないように、、気を遣いながら、、
劣化したウレタンゴムが粉状になってます。。
あまりに粉が飛び散ったり舞ったりするので、、
掃除機で吸い取りながら、、
続いて座面、、いきなりニッパーの先をあてるのではなく、
先ずは針をおこしながら、慎重に、、
ようやくはがしおわりました。。
いろんなタイプがありますが、これは合板が敷いてありました。。
後ででてきますが、硬い座り心地なのでこれを取り除きます。
キレ~に取り除きます。
さあ、背面は仕上げに入っていきます。。
これは背面の裏側に張る生地に下地シートを張り付けたものを
背面裏側として張り込みます。。
この場合、背面裏側の生地1枚だけが普通ですが、
弊社はこのようにして強度をだします。。
ここまでやるのは弊社くらいでしょうか。。
6脚ともここまでできました。。下地シートが見えます。。
裏側から見るとこの状態なのです。。
背面表に貼るウレタンゴムをカットします。。
接着材を吹きつけて、、
貼り付けます。。
生地を張り込みます。。
羽付き餃子みたい、、
ここからの下地処理が大事です。。
“面取り”で角を削って滑らかにします。。
一周ぐるりと、、
これが今回のキモ、
強力なメッシュシートです。キャンプ用の椅子のような感覚?
お尻になじむ感じでほんの少しだけたわみます。。
このシートは非常に丈夫ですが、万が一にもこれが破れないために
しっかりと 面取り をしたわけです。。
こんな具合に、、
きれいに張ります。 メッシュですので少し透けます。。
背面表の端切れを処理して、、
座面のウレタンゴムを成形していきます。。
先ずは少しだけ盛り上げるために小さ目を1枚敷いて、
チップウレタンを貼って、
仕上げのウレタンゴム、、
外周りを一周グルリと貼りまして完成。。
ようやく座面を張り込みます。。
出来上がってきました。。
仕上げの鋲打ちです。。
座面が終わりました。。
背面の鋲打ちです。
キズが付かないように下にクッションを敷いて、、
仕上げます。。
完成
こんな具合です。。
サンゲツの上品なゴールド系のファブリックです。。
ラティスポイント UP315
細かい絵柄ですが無地にも見えますネ。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を~。。