カリモクさんは地元のメーカーですのでよく持ち込まれます。
よく持ち込まれるランキング~
第1位、ジャッジャン
カリモクさん~
第2位、ジャッジャン
マルニさん~
僅差で~第3位、、、
飛騨産業さん~
パチパチッ
というわけで、、
今回はフレームに沢山の彫刻がなされた
立派なダイニングチェアですネ。生地の縁取りも鋲打ち仕上げです。。
6脚です。有難うございます。。
名古屋市名東区のお客様。。
背面の裏側生地にも縁取りに鋲が打ってあります。。
腰部分にはカリモクさんのシール。。
ではこの椅子を張り替えます。。
はがします。。
ところで、
弊社は生地を留めてある針を全て抜き取ります。
やらなくても仕上がりに大差はありませんが 「一事が万事」、
ここにこだわると他の事にも気を遣えますし、
やらないと他の作業もずさんになってしまう気がしますので、、
ウレタンゴムは相当、劣化してます。
金属ブラシで古いウレタンゴムを綺麗に取り除きます。
新しいウレタンゴムを貼り付けやすくするために重要なのです。
するとこんな感じ~。
真ん中が盛り上がっているのはコイルスプリング仕様だからです。。
相当お高い、良い椅子です。。
下地シートも張り替えます。。
職人さんの判断で当初とは違う箇所にもチップラバーを貼ります。。
下地となるウレタンゴムを積層で貼り付けます。。
こんな感じ~
表面を包むようにもう一枚を貼り付けます。。
こんな感じ~
背面の下地シートも傷んでたのではがして、、
新しくします。。
さぁ ようやく生地の張り込みです。。座面から。。
職人芸
次々に、、
続いて背面の表側。。
羽付きの餃子みたいですネ。。
その羽部分を切り取ります。。
続いて背面の裏側。。
この椅子は背面の裏側生地の縁取りも鋲打ちですので
生地も裏側から張ることになります。。
チョット言ってることが難しいですね。。
要はお高い椅子なので凝ってる、ということです。。
完成に近づいてきました。。
仕上げの鋲打ちです。。
背面も。。
背面の頭部の塗装がとくにはげてるので、、
簡易塗装です。。
完成
裏側~
オフィスの御客様との商談時に使われるそうですが、
先代が購入時に 「一番高い椅子をっ」 と言って
買われたそうです。。
そのいきさつもあってか、
しっかり直して使い続ける現社長の心意気、私は好きです。。
生地はサンゲツのジャパネスクロマン、UP8201、
弊社では私が勧めることもあってよく使って頂く生地です。。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を~。。