「各国の椅子を張り替えてます
」
な～んて言うとカッコイイですが、、
今時、ネット通販で海外直接購入も出来れば
取り扱っている販売店も幾らでもありますから、、
日本中に世界中の海外メーカーの家具はあります。
日本製、イタリア製、ドイツ製、北欧製等、etc、、
色んな海外家具メーカーの製品が持ち込まれますが、
意外に椅子で少ないのは 「アメリカ製」 です。。
いわゆる、 made in USA ですか。。
今回は、、
ETHAN ALLEN(イーセンアーレン） とゆうメーカーの製品です。。
これ。。8脚もあります。愛知県豊田市の御客様。。
わざわざ2回に分けて持ってこられました。。
御主人のお気に入りだそうで、、
アメリカ在住の時に買って持ってこられたそうです。。
有難うございます。
座面が本革張りのハイバックチェアです。。
座面を取り外して本革をはがすと、この状態。。
中をくり抜いてゴム製のシートが張ってありますが
伸びきっているので交換します。。
ここでハプニングッ 
合板に亀裂が、、
こんな状態です、、MDFですから弱いです。。
開けてみないと解らない状況ですので、御客様に連絡、
合板の交換の必要性を説明して御納得頂きます。
合板を新しく作りましたが、、
精度を高めて8枚をカットしたわけですが、、
ある1枚をフレームに合わすと、バッチリ合う物もあれば～、
少しずつですが、、
隙間が空いたり 
、大きすぎたり、、
、、斜めにずれたり、
解りますか
、、
そう、フレームの形状が全てバラバラなんです。。
アメリカ人らしいですネ。。テキトーです。。
まぁ、少々のことはウレタンゴムで解らなくなりますけど、、
さて、気を取り直してしっかり 「面取り」 します。
これで下地シート、この後に張るウェービングゴム、ウレタンゴム、、
全てが長持ちするようになります。。
角が立った箇所を滑らかに削るわけです。
弊社のこだわりどころです。。
ウェービングゴムを張ります。これがバネの役目です。。
ウェービングゴムの伸縮性を損なわないように
ゆるめに下地シートを張ります。。
ここで下地シートを張ると
経年劣化したウレタンゴムの食い込みを軽減できます。。
ウレタンゴムを成形して、、
上から見るとこの状態、。。
ここで、御客様のこだわりどころの ‟本革” です～
張ります。。
完成です。
殆ど同じ色を選ばれましたので
変わり映えは殆どありませんネ 
でもとっても喜んで頂けました。。
ではまたッ 
お問い合わせは 竹永椅子店 まで 
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を～。。