お得意様からリビングソファの張り替えを依頼されました。
W2.000超の非常に大きなイタリア製のソファです。
enzo dambrosio(エンツォ ダンブロシオ)
というメーカーのようですが、知りません。。
海外にもメーカーは沢山ありますので、、
名古屋市緑区の歯科医院さまの御自宅用です。。
買い替えも検討されたそうですが、こういう感じで
気に入った物が予算内では見当たらなかったとか。
でもこれはパーツが縫製で繋がっている箇所が多く、
職人にとってはイタい仕事です
こう見えても座、背、肘×2の4パーツ!なんです
ミシンをかける時は横にどんどん大きなパーツが繋がっていき、
間違うとやり直しが大変なんです。
それでは、このリビングソファを張り替えます
制作途中の下の画像ですが、
これだけの4パーツが繋がって1パーツです。
これだけで2パーツなんです。
普段は材料の入荷のタイミングもあって
他の仕事と並行して進めますが、この類は途中で手を止めると
どことどこが繋がるのか解らなくなるので一気にやってしまいます。
最後に肘を取り付けて完成です。(下の画像)
このような仕事は非常に大変ですが、数をこなしているうちに
少しづつですが早く出来るようになりました。
(でも、職人さんは逃げたいばっかです。。)
総本革張りから上質なソフトレザーへ。
クッションも補強してふっくら仕上がりました。
おそらく購入した時はこんな感じだったんでしょう。
本革と比べてお手入れも簡単ですので末永くお使い下さい
ちなみに搬出と搬入も一苦労でした、、
詳しくは弊社HPまで。 → http://takenaga.org/