死の重み

人一人の命はみんな等しい。
だから死の重みも同じ？

年功序列で亡くなった祖母の死は
さびしかったけど、
受け入れられた。
今も幾度となく祖母のこと思い出すけど、
別に泣くことはない。

けど、えいちゃんの死は。
もうすぐ丸6年が経つのに
昨日のことのように苦しい。
毎日ずっと泣くことはなくなったけど、
気を緩めたら、
あっという間に引きずり込まれそうな
闇がすぐそばにある。
辛くても、辛くても、
必死に耐えて、
いつまで耐え続けなければならないのかと
途方にくれる。
お願いだから私にも
早く死が訪れてほしいと
真っ暗な心の中でそう願っている。

何も知らない人は、
もう六年も経てば、
前向きに生きるには十分な年月が
過ぎたと思う。
特に年寄りは
身近な死に慣れてるから
特にそう思うのか、
「がんばってて安心した」とかぬかす。

そんな簡単なもんじゃない。

そんな簡単なことじゃないって、
なんでわかんないのかな。

お願いだから、
わかんないなら
話しかけないでよ。

聖子ちゃんの「すみません」は...

聖子ちゃんの会見？
たまたまニュースで見ちゃって。
わたしも、ずっとすみませんって謝ってたの思い出した。
聖子ちゃんも同じかどうかはわからないけど、
わたしの「すみません」は、

守れなくてすみません
死なせちゃってすみません
救えなくてすみません

ずっとずっと謝ってたなあ。

神田さんの「ありがとう」も
私はよく言ってたなあ。

えいちゃんのためにきてくれてありがとう。
えいちゃんを思ってくれてありがとう。
えいちゃんを偲んでくれてありがとう。


辛いなあ。