皆様、こんばんは
長い冬休みが終わり、明日から息子の幼稚園が始まります。
今日はママたちが幼稚園の大掃除をする日でしたので、寒い中、窓をふきふき、頑張りました
この冬休みに、息子にちょっと嬉しい成長がありました。
冬休みに、幼稚園のお友達のひまりちゃんという女の子が我が家に遊びに来てくれました。
現在5歳、年長さんの息子は、年少さんの頃から、「ひまりちゃんと結婚する~」と、「結婚」の意味はあまりわからないながらも言っていたのです。
ひまりちゃんは、優しくて、おっとりしていて、活発だけども、やや控えめな感じの女の子です
この「やや控えめな・・・」が、我が家のR君にとってはツボなようなのです!
R君が「○○して遊ばない」と誘うと、「うん、いいよ」と言ってくれるひまりちゃん。
幼稚園児同士、特に年少さんのときは、まだ相手の気持ちを考えて自分のやりたいことを多少我慢する・・・なんてことはあまりできませんので、「え~、今別の遊びやってるからやらない!」などとなりがちです。
でもひまりちゃんは、余程の事でもない限り、ちょっと考えて、「いいよ」と言ってくれるので、R君は嬉しくて仕方ないらしいのです。
しかも「活発さ度合い」が二人とも同じくらいなので、R君がちょ~うど気持ち良いくらいに、ひまりちゃんはノッてくれるので、いったん遊び出すと、同じテンションで盛り上がるようで、まず喧嘩にならない二人。
この、喧嘩にならない・・・っていうのがR君にとっては大事なようで、嫌な思いを一回もせずに遊べると、「大好き」になるようなのです。
ママ的には「ふ~ん、なるほどね。R君はこういう女の子が好みなんだ~」と初めて知る息子の好みを微笑ましく見ていました。
どうせコロコロ変わるんだろうな、まだ小さいし・・・などと思いながら!
その後、年長さんになるに従って、だんだん男女で遊び方が分かれてきて、幼稚園ではそんなに一緒に遊ばなくなった二人・・・。
そのひまりちゃんと、この冬休みに久しぶりにじっくり遊べたR君!
長時間遊んでいても、やはり喧嘩には一度もならず、R君の提案に「いいよ」と優しく乗ってきてくれるひまりちゃんに、R君、大満足の様子
そして、ひまりちゃんが帰ってしまった後、しばらく普通に遊んでいたかと思ったら、「ママ~、ひまりちゃんのお家にお泊りに行きたいの・・・」とR君!
「お泊りはそんなに簡単には出来ないのよ~。だからまずは、お家に遊びに行かせてもらおうね。」と言いながら洗濯物を畳む私。
すると、息子から返事がなく、なんだかうつむきながらもじもじしているので、「どうしたのかな?」と思い見ていると、「あれ・・・、なんでだろう・・・、涙が出てきちゃった・・・」と言いながら目じりの涙を指で拭いたかと思うと、うえ~~~~~~んとおお泣きしだしたのです。
私に抱きついて、ヒックヒックとしゃくりあげながら、本当に悲しそうにさめざめと泣くR君10分以上、そのまま泣き続けて、私もびっくり
「そんなに楽しかったんだね・・・、それはよかったね~」と言っても、さめざめと泣くR君には全く慰めの言葉になってなく、「ひ、ひ、ひまりちゃんが好きなの~ひ、ひ、ひまりちゃんのジャンパーが好きなの~」と、わけのわからない理由を言いながら泣き続けるR君!
「紫のジャンパーね、可愛いよね^^」と言うと、こくっとうなずき、「ひまりちゃんとジャンパー・・・帰ってほしくなかったの・・・うえ~~~ん」とまた泣き続けるR君。
その後もずっとショボンとして、夕飯の時にも、ひまりちゃんの話が出ただけで、思い出してはまたヒックヒックと泣き始めるので、慌てて話題を変えたりと、大変でしたが、なんだかその様子が可愛いやら面白いやらで、私は見守りながらどうしてもニコニコにやにやしてしまいました
これまでは、幼稚園で仲良くしていたお友達が転園してしまう時も、あまりその事の意味がわからない様子で、「もう会えないんだよ」といくら説明しても、けろっとしていたR君。
初めて、お友達を想って涙する様子を見て、ちょっと嬉しかった私
さらにさらに、この後「ドラえもん」を見せたら、悲しいシーンを見て、目じりを押さえるR君!
これだって、まさに初めてのことです
自分が直接経験したことではなくて、本やテレビ、映画などを見て泣いたことのなかったR君。
物語に感情移入して泣く・・・というのは、心の成長の表れで、これまでは一度もありませんでした。
上野動物園で戦争中に殺傷処分になった象の絵本「可愛そうなゾウ」の表紙に付いている説明に、「娘が初めて絵本で涙しました・・・」などと書かれていて、「そうなの?!」と思ってR君に読んでみても、やっぱりけろっとしました。
そんなR君が初めて、お友達や、物語のために涙したのを見て、ママとしてはちょっと感激でした
子供にはそれぞれ、体が成長する時期、心が成長する時期があり、それも一人一人時期が違いますが、待っていれば必ずその時が来るんだな~と感じました
そんな息子の心の成長を導いてくれたひまりちゃんに、息子は冬休み中にお手紙を書いていました
大好きなたくさんの動物を書いて、はさみでチョキチョキ切り、貼り付けて作った渾身のラブレターです!
お花も作って添えました
蝶が飛んでいるように見えるように、輪ゴムに付けたのが一番のポイントだそうです
ライオン、トナカイ、キツネ、サイだそうです。
こちらは、雪だるま、サイ、チーターなどなど。
そして、裏にはお手紙が・・・
一番大好きな銀の折り紙を貼って、「かっこいいでしょ!」と嬉しそうなR君でした!
ひまりちゃん・・・とおお泣きした日から時間が経ち、ひまりちゃんにまた遊びに来てもらいたいとは思っていますが、大人のように、好きな気持ちを心にしっかり持って・・・など出来ない5歳児ですので、すっかりけろっとしているR君ですが、ママはあの可愛い涙を一生忘れないでおこう・・・と思うのでありました
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