今日は、マミフラワーデザインスクール主宰の「写真のレッスン」でした
マミのお花の作品の写真などを担当されているプロのカメラマン、中島清一さんが講師です。
半年に一度しか開かれない講座なので、ブログに載せるお花をもっとうまく撮れるようになりたくて、ずっと楽しみに待ち続けていました！ようやく今日受けることが出来ました
窓際にお花の作品を置いた時の、逆光をどうしたらいいのか・・・ですとか、背景の物をできるだけ消してお花だけを浮き立たせるように撮影するにはどうしたらいいのか・・・など、たくさんの質問に、実演で見せていただき、目からうろこでした
背景のものを消すためには、トレーシングペーパーをバックに敷くと良いそうです！早速ヨドバシカメラに買いに行かなくては
逆に、夜に背景も真っ暗にして、お花だけにスポットライトを当てて撮影するにはどうしたらいいのか、など、とても参考になりました。
中島さん曰く、とにかく一番大事なのは「露出補正をすること！」だそうです。取扱説明書の露出補正を読みなさい、と。
講座は、参加している人が皆、違うカメラを使っているのと、知識のレベルもまちまちなので、講師としては教えにくかったことと思いますが、私の聞きたかったことを質問できて、有意義なことを教えて戴けてとても興奮して帰ってきました。
さらに、今日偶然お隣に座っていた方が、中目黒の青葉台でお花屋さんもやっておられて、マミの指定教室もいくつも主宰されている大ベテランの、Ｋ先生だったのです。
実は、息子がまだ１歳くらいの時に、このＫ先生の青葉台のお花屋さんで勉強のためにアルバイトをさせていただこうと、一度面接をしていただいたことがあったのです。
その時に一度お会いしているのに、レッスンが終わるまでずっとお隣同士でお話させていただいていたにも関わらず気がつかなくて、レッスンが終わった後に気付きました
でも、「あ～、あの時の！」とＫ先生にも思い出して戴けて、帰り道が同じ方向だったため、Ｋ先生が車で送ってくださることになったのです
お花の教室を本格的に始めて数か月ですが、わからないことが一杯で、教室以外にもお花の仕事をするためにはどうしたらいいのか・・・など、一人であれこれ考えるだけで、誰も相談できる人がおらず、煮詰まっていました。
そんな時にタイミング良く「救世主が現れた！」とばかりに、車内で、最近考えていることをあれこれＫ先生にお話させていただきました。
仕入れのことから、花材費について、など、教室を経営したことのある方でないとわからないことも色々教えていただけました。
また、お花の業界そのものが今は厳しい環境にあることなど、お花を仕事にしている方ならではの貴重なご意見が聞けて、私はただただ嬉しくて、「Ｋ先生の車が我が家の近くにまだまだ着かないと良いのにな～～～」と思いながら、先生とのお話を噛みしめていました。
Ｋ先生も、お子様が幼稚園くらいから教室を本格的に広げ出したそうです。
先生が始められた頃は、生徒さんを集めようと頑張れば頑張るだけ、生徒さんが本当に集まったそうです。
まだ「フラワーアレンジメント」が珍しかったことや、お稽古として習えるものの種類もそんなにはなかったからなんでしょうね、とＫ先生がおっしゃっていました。
でも最近の生徒さんは、「広く浅く色々なものをやってみたい」と思う方が多い気がする、と仰っていました。お花だけに生徒さんを集めるのは難しくなっているし、たとえ一度習われても、ず～っと長くやりたい、という方はとても少なくなっていると・・・。
お花屋さんも今後は厳しい所も多くなるし、お花の教室も同じく難しい面があるだろう、という点は私も漠然と感じていたことなので、やっぱり・・・と思いながら聞いていました。
でも、決して後ろ向きな話ではなく、「お花を仕事にするのなら、教室だけ・・・と決めず、出来ること色々手を広げてやれることからやっていきなさい。」とアドバイス戴けて、なんだか背中を押していただけました。
そのアドバイスもさることながら、Ｋ先生ご自身のやってらっしゃること、仕事の広げ方が、まさにその証明だな、と感じさせる方だったので、そこに一番刺激を受けました。
すでに大ベテランなのに、写真についてさらに勉強されたり、お花屋さんを出されたり、何歳になってもいつでも新しいことをどんどん吸収して、さらにご自分の道を開拓しようとされているＫ先生は素晴らしいな～と感じました。
私なんて足元にも及ばないですが、せっかく一歩を踏み出した道を、Ｋ先生のように広げていけるよう、頑張って行きたいな、と感じました