畑違いの業界から、介護の仕事を始めて

5年が過ぎました。

 

地元に帰ってきたということもあるのですが

日々利用者様やご家族への

寄り添い方を学ぶ中で

これまでほったらかしにしてきた

自分の両親のことも

良く考えるようになったかなぁ。

 

少し前のことですが、親族15名集まって、

父の米寿のお祝いを行いました。

 

 

姉と相談し、質素倹約でお金を使うことを

喜ばない両親には

実家で食事会、贈り物は寄せ書きと

花束のみとしました。

 

食事は両親の初孫である

調理師の甥っ子が大活躍!

 

 

私もド素人ポテサラとババロアを

作って対抗しましたけど(笑)

 

若い世代の孫たちに、

寄せ書きするって言ったら

面倒くさいと敬遠されるのかな?

という私の心配はあっさりと

一掃されました。

幼い頃から歳の数と同じ枚数の

500円玉のお年玉をもらい、

事あるごとに

気にかけてもらったじいちゃんに

それぞれの思いを

早速したためてくれました。

 

 

孝行息子ですねって?

 

滅相もございません。

還暦、古希、喜寿、傘寿と

健康な両親に甘え、忙しさにかまけて、

すべてスルーしてきました。

 

それでも「幸せの絶頂だ」

と喜んでくれた父。

 

ようやく実現した

米寿のお祝いであったがゆえに

喜びも一塩であったであろうという事で、

私の怠惰をご容赦ください。

 

 

さて次は6つ年下の巳年生まれの母の番。

高齢の母には6年は長いので、

(私自身の6年後の処遇さえ定かでないので...)

 

今年か来年の内には、感謝の集いを

計画しようと思います。