健康医療の現場から ~身近な健康・ダイエット~

健康医療の現場から ~身近な健康・ダイエット~

小さな診療所勤務の医療従事者が

健康・ダイエットなど、医療を中心に

その日の出来事や感じたことを綴ります。


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シロクマです。



あるスポーツ研究所が実施したアンケートなのですが、

スイミングスクールに通っている子供たちの76.5%は、

以前に比べて「風をひかなくなった」と答えたそうです。



しかも、在籍年数が長いほど顕著で、

1年未満では61.8%の人が風邪をひきにくくなったと答えたのに対して

3年以上在籍している人が風邪をひきにくくなったと答えた割合は、

94.2%にも増えるそうなんです。



「体力測定で死亡率がわかるかも?」ということをデータで示したのは、

イギリスのある大学の研究チーム。

簡単な基礎体力テストから、ある程度の死亡リスクが判断できると発表しています。

まぁ、人が亡くなる原因は様々な要素が絡むので、一概には測定しにくいのですが、

それでもかなりの量のデータでの発表なので、ある程度信用できそう。



それによると、握力、歩行速度、イスから立ち上がる、片足立ち・・・

いろんな基本的な能力を測定して、その後の死亡率を追跡したという、

気の遠くなるような研究・・・(^^;



その結果の一部の例ですが、

「歩くスピード」が一番遅いグループは、

速いグループに比べて、死亡率が2.87倍も高かったそう。

「握力」が最も弱かったグループは、

最も強かったグループに比べて、1.67倍の死亡率になったといいます。



では、体力をつけるためのおすすめは何か?ですが、

簡単なのは「ウォーキング」かなぁ?・・・と。



宇宙飛行士のお話しですが、

宇宙ステーションに滞在している人は、

1日2時間の、かなりハードなトレーニングが義務になっているそうです。

無重力なので筋トレは抵抗器具を使い、

有酸素系の運動では自転車こぎなどがあるようです。

それでも、半年も無重力空間にいると、

筋力が約30%、骨量が約10%も落ちてしまうんだそうです。



地上でも、2週間ほどベットからまったく出ないで過ごすと、

同じくらいの筋力は減ると言われています。



でも、地上には重力がありますよね?

ごく普通に生活して歩いていても、体力はついているんです。

この「ウォーキング」、道具も特別な技術もいらないので簡単。

きちんと運動を意識して、腕を振っての「ウォーキング」はあなどれません。

さらに、大股歩きでリズム感よく歩くと効果的です。



しかも、「ウォーキング」には、脳を活性化する効果や、

呼吸筋や心臓を鍛える効果もあります。



まわりの景色を楽しみながら歩くことで、

セロトニンという快楽ホルモンの分泌が促されるので、

「プラス思考になる」、「痛みが緩和される」、

「自律神経が活発化する」といった効果もあります。

ただ、このセロトニンの分泌効果は、

「やらされてる感」があったり、

「歩数計をやたら気にする」ようだと半減してしまうそうです。



「ウォーキング」をはじめてみると、

体力がついて、より長く元気でいられるかもしれませんね。



まぁ、「体力をつけろ」「頑張れ」ばかりだとしんどいので、

虚弱体質のいいところもひとつお話しを・・・



虚弱体質の人は、音に敏感だといいます。

アメリカの大学の心理学の教授が実験したそうですが、

体の弱い人は、丈夫で強い人よりも早く敵からにげなくてはならない。

そのため、音をいち早く察知する能力が高くなっているそうですよ^^






2年以上ぶりの更新・・・

なんだか、話が長くなるばかりで、まとまらないです(^^;

読み辛くてスミマセン・・・<(_ _)>