お客様のお話をうかがったり、ご相談を受けたりするなかで、小さなお子さんをもつお母さんの子育ての悩みは尽きないようですね。
僕も高校生と4歳児というえらい歳の離れた子どもをもつ父親です、父親と母親という違いはあれ、同じ子育てまっただ中の親として、わかる部分はたくさんあります。
幼稚園でも他の子はみんなちゃんといい子にしているのに、うちの子だけ落ち着かず動きまわったり、他の子にちょっかいを出して怒られたり。
他の父兄からもあの子はおかしいみたいに云われているし、いくら言い聞かせてもちゃんとしないし、よかれと思って、子どものためだと思って言っていることもぜんぜん聞いてくれないし…
主人に話してもおまえはうるさいとあしらわれ、姑には孫がかわいそうだの、怒り過ぎだの云われて、せっかくいけないことはいけないとしつけたこともないがしろにされ、結局わたしが一人、いつも悪者みたいに責められて・・・
そう云って感極まられたのか、今にも泣き出しそうになるのを唇を噛んでこらえておられる僕らと同じ世代のお母さん、相当我慢しておられるのでしょうね。
なかなかお子さんにも思いが伝わらず、ご主人には話を聞いてもらえず、義理のお母様からも否定され、理解者もなく、孤独でとてもおつらかったのでしょうね。
つい大きな声で怒鳴ったり、ごめんなさいは!?と無理に謝らせたりしたあと、泣いている子どもをみて、またやってしまったと後悔したり、本当に悲しくなったり。
自分が親としてふさわしくないのでは?子どもは自分のことをきっと嫌っているに違いないと思って落ち込んだり、もしかしたらわが子をあんなふうにしているのは自分ではないかと、自分を責め、とてもやりきれない気持ちになるそうです。
お子さんへの愛があればこそ、可愛いわが子がせめてみんなと同じように、怒られたり、恥ずかしい思いをしたり、孤立したり、変な目で周りから見られたりしないようにという、愛あればこその思いが空回りしてしまっているだけのことなんですよね。
子どもを思えばこそ、その一心で一生懸命お子さんと向き合ってこられただけなんですよね。
子育ての悩み、問題を抱えるお母さんに共通しているのが自己嫌悪からくる自分責め。
そんなにご自身を責めないでください、張りつめて張りつめて、ガチガチに固まってしまった身体が「これ以上いじめないで!」と悲鳴をあげています。
ただ、思いの向け方、お母さんの見ているところと、お子さんの見ているところがちがっただけの話です。
なかなかピンとこないかもしれませんが、お子さんの人生はお子さんのものです。
もちろんまだまだお父さんやお母さんの愛情なしに生きていくことなんて不可能な幼いお子さんです。
しっかり手を握り、抱きしめ、愛してるよと、しっかり守ってあげることは親の使命です。
でもね、どんなに小さい子でも、お子さんにはお子さんの人生があるのです。
お母さんにはお母さんの人生があります。
このことは、実は子育て、親子関係だけでなく、すべての人間関係に云えることなのです。
お子さんがどうしたいのか、なにを選びたいのか、どうなりたいのか。
そのことを尊重してあげることで、お子さんの承認欲求(愛されている、認められている感覚)、自己重要感(自分を大切に思う心)は満たされ大きく育ちます。
周りの目がどうかなんて問題ではないのです。
お母さんはただ、ありのままに、目の前のお子さんの存在そのものを、ただ愛してあげればいいのではありませんか?
「しつけ」という言葉があります。
“躾”だったり“仕付け”という文字で表すこの言葉、感じひとつで随分イメージも変わるものだなと感じるのは僕だけでしょうか?
ついついよかれと思って、「しつけ」という名目で子どもにしてしまっているのが「おしつけ」になってしまっていませんか?
お子さんがどうしたいのか、どうなりたいのか、それが大事なんです。
お母さんがお子さんにこうなってほしいから、ああなってほしいから、についついなってしまっていたのかもしれませんね。
「しつけ」と「おしつけ」はまったく別です。
愛とエゴもまた、まったく別のものなのです。
本当のしつけには愛が必要であり、そもそも愛があるものだと僕は思います。
押しつけはある意味「支配」であり、エゴそのもです。
そこに気づき、そこを受け容れることができれば、お母さんもお子さんもとっても自由で楽に生きられますよ。
あんなに凝り固まって、ガチガチの鎧をまとったような身体も、いつしか羽が生えたかのようにとっても軽くなり、あんなに責めた自分にもやさしくなれるでしょうし、きっとご自身のことも愛おしく思えるようになることでしょう。
そんなお話をさせていただいた、お子さんへの愛情いっぱいでがんばり屋さんだったお母さん。
「たしかに、しつけと押し付けはちがいますね。」
「もう頑張りませ・・・ん?(笑)」
サロンにいらしたときとはまるで別人のように、身体も楽になりましたと、素敵な笑顔でお帰りになられました。
【次回の休業日をお知らせいたします。】
※8月3日(月)は休業とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
◆ふぉーりーふは定休日がなくなりました。
4月より、ふぉーりーふは定休日をなくし、不定休とさせていただいております。
お休みの日は、事前にこちらのブログとホームページ、店頭にてお知らせさせていただきます。
あなたの心と身体をリラックス&リフレッシュさせるには絶好のタイミングです。
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