悪循環、ではなく

つぎはぎだらけの日々だなぁと思っていた。




腰痛、膝の痛み、それらを抑えるために湿布する。

それでも痛みや不快感によるストレスはでかい。

ジャンキーなものを食べて、カフェオレを飲んで、タバコを吸って、とにかくその場のストレスを抑える。

それでもイライラしてしまい、息子への口調が強くなる。実母への当たりも強くなる。

ストレスにより喘息も鼻炎もひどくなる。薬を飲む。



、、、そうやって、日々生産され続けるマイナスが、その時だけでも軽減されるように、その場凌ぎのつぎはぎを貼る。






間違っていることはわかっていた。でも体力も気力もなかった。


そんな中で離婚協議のストレスがブッ込まれると、そんなつぎはぎたちが簡単にほつれてしまう。


ずっと、睡眠の質が良くなかった。









一昨日、ようやく時間ができたけれど、何も行動を起こせなかった。



昨日も午前は時間があった。

頑張って、整骨院へ行った。腰と膝の不安が軽くなった。

神経内科で抗不安薬を処方してもらった。飲んで少し楽になった。

気持ちが軽くなって、ミスドへ行って少しゆっくりした。心に余裕ができた気がした。

本屋へ行った。日々頑張っている息子に、絵本を買いたいと思った。ラインナップは私がほしい絵本ばかりだけれども、きっと、私が楽しんで読めることで、息子も喜んでくれるはず。。。

ーーー私はずっと本が嫌いだった。活字を読むのが苦手だった。嫌いだと、苦手だと、思い込んでいた。でも最近思い出した。嫌いになったきっかけがあった。4歳の頃、図書館で母親に言われた一言「またノンタン?今日はノンタンじゃないの借りたら?」。その一言がきっかけだった。「ノンタン借りるなんて赤ちゃんみたいだよ?」と言われた気がして、恥ずかしくなった。もう1つ。小2の時の国語の授業で、一気に国語が嫌いになった。担任が国語の先生だったため、ものすごく張り切って1単元を濃密に指導された。国語センスのある子たちは楽しかったと思う。でも私にとっては苦痛でしかなかった。そうやって、国語や本が嫌いになってしまった。でも、思い返せば、小学生の頃、道徳の副読本を読むことは好きだった。きっと短編集みたいになってるところが読みやすくて好きだったんだと思う。随筆的な、日記的な内容も多くて読みやすかった。あとは卒業文集とか読むのも好きだった。自分の身近な人が書く文章を読むことで、その人をもっと知るきっかけになるところが好きだったんだと思う。そんな、「本ではないにせよ、活字を読める自分」を、肯定して生きていたかった。 大学数学を学んでいくうちに、国語の読解力と数学は密接に関係していると実感した。誰が文理で教科を分けてしまったんだろうか。私に言わせれば、国語が得意な人は、数学も得意になれるし、逆もまた然り。ーーー

息子は本が大好き。そんな息子をずっとずっと肯定したい。本を読む大切さを、伝え続けたい。


もう少し時間があれば昼寝もしたかったが、そこまでの時間はなかった。

でも、仕事は、ありがたいことに楽しませてもらってるので、いい息抜きになっている部分もある。





つぎはぎたちが、つぎはぎではなく、どんどん修復されていった気がした。


心身共に、不安定さが軽減されると、今まで後回しにしていたこともできるようになった。ずっと換気扇フィルター替えなきゃと思いつつできなかった。今日はすんなり替えられた。今まで替えられなかったのが嘘のように。






息子に買った絵本。昨晩読んでみた。

息子は自分の読みたいようにしか読まないので、私はちゃんと絵本の文章を読んだことがない。





例えば。月齢には合っていないのだが、息子は『ぐるんぱのようちえん』が好き。でも、文章そのままに読んだことがない。(内容をご存知の方ならこれだけでわかる気がするが)「ぐるんぱ、おーっきい象!」「みんなでぐるんぱを、洗おーー!」「ぐるんぱごーしごし!じゃばじゃば〜!」「ぐるんぱぴっかぴか〜! 行ってきまーす! いってらっしゃーい!」、、、といった調子で読んでいる。笑


しかし、昨日は文章の通り読んでみた。

てぶくろ』と『星の王子様』(ダイジェストになっている絵本版)




“文章”を読むと、自然と、朗読調になってしまう。その昔、声優になりたくてボイストレーニングをしていたことがあったのだが、その頃の自分がまた、顔を出してきた。ああ、朗読って楽しいなと思えた。(久々だったので技術が全然伴ってはいなかったが、、)





星の王子様

実は初めて読んだ。

昔、この不朽の名作を読んでみたいと思ったが、その時はなかなか世界観にはまることができず、2ページで読むのをやめてしまった。

絵本は、絵が綺麗だった。話もわかりやすかった。そして何より、今の自分に必要な気がした。でも絵本版はダイジェストに過ぎない。本編が気になった。


再び、読んでみようと思った。昨日から読み進めている。2ページしか読めなかった自分が嘘のように、どんどん読み進められる。(寝落ちしたけどw)


本や、映画もそうだが、出会うタイミングが大事だと思う。

きっと『星の王子様』は、今の自分に、必要な本なんだと思った。

大事にしなければならない気がした。忘れてはいけない気がした。


今はネットで読み進めている。

文庫本を買おうと思った。







今日はいよいよ法テラスへ相談に行きます。

そのあと仕事。

仕事が早く終われば早く迎えに行けるので、今日こそ、早めにお迎えに行ってあげたいと思う。


いつもイライラしてる母ちゃんでごめんね。

毎日一緒に、笑って過ごそうね。

母ちゃんは、あなたが、大好きです。











、、、とは言え。まだまだ体は重くて。。。

明日耳鼻科へ行かねば、と思ってます〜。