南東北に[Route 47]がある


東西往来の柱になっている経路で
旧くは ”小国街道”と呼ばれていたらしい


今年の春、
この[Route 47]の東側地域の方達は
とてつもない災害と向き合うことになった。
そこから立ち直るために
様々な取り組みが行われているようであるが、
タイムリーに動かねばならぬ
南北でのバックボーンの支援が
政(まつりごと)に関わる人々の利己的、保身さに振り回され
遅々と進まぬ現実


そのことを垣間見て、
いまこそ、この
”東西往来の経路”
を柱とした
”未来へ向かって行く歩み”
を私は提案したい


この[Route 47]の沿道に
営みの軸足を据える多くの人々が
様々な視点での”東西の往来”を再認識すること。


それが
この現実からの復活を具現化するものであること、
人々の志をつなぐことにつながること、
と私は信じる


後生につないでゆく営みとして
[Route 47]をバックボーンとする活動
を具現化してゆくのが
取り組みとして必要なタイミングに
来ているように考える


そんなことを
南東北を訪問して感じた

また短期的な支援が具体的にはじまっていることも知った

それをさらに拡大してゆくのがひとつの方法だと思ったのである


※ かつて ”チームリーダー” で感じたこと の樹憶 ※



【日本人の気質】


”肯定的に表現をすること”
それは とても大事なことじゃないかな
と述べさせていただきました

さて、
我々の普段の状況はいかなるものでしょうか?
”肯定的な表現”
で日常的に取り組んでいるでしょうか?

日本人の民族性というものに注目した場合、
”肯定的なとらえ方”
この考え方は
容易に受け入れられるものでは無い
と私は思います。

というのは、
もともと日本人の感覚、気質の中に
”不変性が心地好い”
というのが根強く存在するからだと考えます。
・前例、慣例、恒例まかりとおる
・出る杭は打たれる
・烏合の衆
などあげると数多くでてきます。

不変性(Immutable, unchangeable)が心地好い(Comfortable)
それが日本人が潜在的にもっている気質
じゃないかな。

そのためか、
ミスやうまくいかなかったとき
「ほれみろ」
「なにバカやってんだよ」
と罵声を浴びせることや批判することが多い反面、
事がうまく運んでいい結果が得られた時、
その結果や担当者に対して
”褒める”
”賞賛する”
”感謝の言葉を言う”
という具体的な声をかけるすべを
多くの人たちは、全く持ちあわせてはいません。

なので、物事の結果、それについてコメントする際、
”否定的な意見や見解”
を述べることは出来ても、
”肯定すること、ほめること”
を多くの人たちは それが出来ない のだと思います




さて 近年のアメリカ合衆国で
大統領の就任演説では 次のような
・change
・renewal
・challenge
という言葉が数多く使われたそうです。
国の指導者からそのような言葉か
多く聞かれるということは、
アメリカが
”新しいものを追い求める風土がある”
のを物語っているといえます。

新しいものを追い求める場合、
”変化することに抵抗を持たないこと”
が必要といえます。

”変化を肯定すること” で新たな世界が広がってゆくのです

われわれも
Change, Renewal, Challenge が 新たな Comfortable へつながる
と考えるようにしたいものです。