「婦人科検診」のページ に、
「性経験があるすべての女性に年一回、婦人科検診が必要」と書きましたが、
もちろん例外があります。子宮筋腫などの病気で子宮を摘出してしまった方もいるでしょう。
また、性経験がない人はどうすればいいの?という話にもなりますね。
それから、自治体(市区町村)の検診や職場の健保組合の検診で頚がん検診は受けてしまったという方もいるでしょう。
このような方々に年一回お勧めしたいのが、「エコー(超音波)検診」です。
・性経験のある方には、「経膣」 (親指大の器具を膣から入れて子宮・卵巣の影を確認する)
・性経験のない方には、「経直腸」 (経膣と同じように、器具を肛門から入れて確認する)
での検査をお勧めしています。
どうしても内診台に上がるのに抵抗がある、という方には
経腹エコー(パンツを脱がず、下腹部に器械を当てて確認する)もありますが、
お腹から通して子宮・卵巣を確認すると、
画面からは小さくしか映らず、
小さな異常は見落としてしまう可能性が高いのです。
「パンツを脱いで内診台に上がりたくない」という気持ちはわかりますが、
思いきって内診を受けてみてはいかがでしょうか?
一瞬の恥ずかしさが吹き飛んでしまうほどの安心感が得られますよ!