先々週の土曜日に行った釣りの話を書こうかと思ってたけど、
産まれちゃったんですー!!
BOBWHITE QUAIL(ボブホワイト:コリンウズラ)。
この夫の道楽には、私は付き合わないと思ってましたんです。
なので、夫がいない間に孵化してしまったら・・・、あたしゃ、どうすりゃいいのさ・・・?と思い。
夫も夫なりに検索したりして、色々調べていたんだけど、
私が見たサイト(やっぱり夫だけに任せると不安なので、調べてしまった・爆)と、夫が見たサイトでは、情報が違ったりしてて。
夫は、調べ物をする時とか、何かの説明書を読んだりするとかを、ホント適当にやる・・(もしかして男性あるある?)癖があって、
コリンウズラも21日で孵化すると思いこんでいたようです。
なので、孵化が始まる予定の2、3日前から、インキュベーター(ふ化器)のエッグターナー(卵を自動で転がしてくれる装置↓の卵が入ってる容器)を外し、卵を平面に置かなくてはいけなくて。
それを19日目でやりました。
写真、使い回し。
この下に平らな網状の板部分があります。(一枚目の写真参照)
丸の中の3つの卵、有精卵ではなかったらしいので、この時点で取り除きました。
そして、待つこと2日。
もうそろそろ孵化してもいいんじゃない?
けど、その兆候は見られない。
なので、私ももう一度検索したら、
コリンウズラは、22、23日で孵化するとの事。
夫よ、これってものすごく基本的な情報じゃね?
ちょっと安心。
で、23日目から卵を観察してると、一個だけなんかちょっとヒビというか、中から突いたの?ってな亀裂が出来てるのがあって。
それでもその後、何も起こらず・・・。
更に検索すると、サイトに寄って情報が違う。
「湿度が低い(70%以下)と、殻が固くなって、ヒナが殻を割りにくくなる」
とか、
「湿度は低めに(60%以下)にすること」
とか・・・
一体、どっちを信用したらいいのよー!?状態。
更に、「エッグターナーから出した卵を触ってはいけない」
「インキュベーターは直射日光に当たらない場所に置くこと」
って、情報もあって。
私達、頻繁に触ってたな・・・。
東側の窓辺、朝日が燦燦と当たる所に置いてるな・・・。
夫の計画では、ウズラが孵化したら、次はチャッカーの卵を買う・・で、チャッカーの卵は我が村から近い村にある、ヒナや卵を販売してる業者から買うことにしてて。
その業者に電話して聞いてみたら、
「23日~24日、又は25日目位から孵化するから、大丈夫ですよ。
温度と湿度に気を付けて下さいね。湿度は低めに。」
と言われた。
次の日の朝。
数個の卵にヒビが入っていて、もしかしたら今日!??
既に夫は仕事に出ており、私は、産まれちゃったらどうしよう??な、まるで、周りに誰も住んでいない荒野の中の一軒家で、産気づいた妻をハラハラと見守るの夫の気分。
けど、インキュベーターの前でずーっと待ってる訳にもいかないので、家事をしながら、10分、15分置き位に様子を観てました。
今回、初めて知ったことが、
ヒナが出てくるときは、殻を色んな方向から突っついて出て来るのかなと思ってたけど、きれいに丸く円を描く様に殻を破るんですね。(一枚目の写真参照)
で、半周位殻を破ってる卵があって、その卵、朝からもう3、4時間位その状態で。
まだかな~?と思いつつ、またインキュベーターの中を覗くと、
へっ?
ぱっかり割れた空の殻(『村の時間』の時間的な?)があり、半周破れた卵は、まだその状態。
あれっ?産まれちゃったのかな?
けど、ヒナの姿は見えない。
よーく、探してみると、
残念なことに、
私が観ていない間に産まれたヒナは、
網状の板と壁の小さな隙間(1センチにも満たない。一枚目の写真の左下参照)から落ちて、溺死してました。(インキュベーターの底には湿度の為に水を張ってあります)
なぜ?
空の殻とそのヒナは、端っこと端っこにあって、なぜにヒナは殻から遠い所で死んでるの?
なんか、この時点で、私、パニクった。
しばらくすると、半周の卵の中のヒナが動き出し、更に殻を破って出て来ようとしてる。
パニクってる場合じゃない。
また落ちちゃったら・・と思うと、その辺にあった広告紙で、板と壁の隙間を塞いだ。
動き始めてから結構時間がかかった頃に、ようやくヒナが出て来ました。
出て来たヒナは、まだ足がしっかりとしてないから、もんどり反って・・というか、のたうち回って・・というか、千鳥足状態・・というか、そんなカンジで、板の上を動き回る。
通りで、一羽目のヒナ、落ちちゃったんだ・・・。
気づかなくて、ごめんね・・・。
孵化したヒナは、ぐったりとしたり、のたうち回ったりを繰り返して、私、どうしていいのか分からない。
夫にテキスト。
「ヒナが産まれた。けど、ちょっとグロい。どうしたらいいの?」
夫は仕事帰りで途中に車を停めて、私に返信。
「なすがままにさせてたらいいんじゃない?」
けどよー、なんか、ぐったりしてるから・・・。
(そりゃ、そうでしょうよ。最初に殻にヒビを入れてから、出てくるまでに何時間もかかったんだから、疲労困憊してるはず)
左側の緑の丸いのは、ペットボトルの蓋です。こんなに小さい。
ようやく、夫が帰宅して、それから少しの間に、更に2羽産まれた。
「羽を乾かす為に、ちょっと拭いてやった方がいいんじゃない?」
と夫が言うので、人肌に暖めた布で包んで拭こうとしても、ちっちゃ過ぎるし、ウゴウゴ動くので、やりにくい。
孵化してから、24時間は、インキュベーターの中で羽が乾くまで過ごさせて、それからヒナ小屋(というか、我が家の場合、プラスティックの衣装ケースだけど)に移す。
ヒナ小屋に移すまで、この網板の上では歩きにくいだろうと、直径15センチほどのプラスティックの容器にぼろ布を敷いて入れた。
いいですか、
かわいいですよ。
悶絶モノですよ。
覚悟はいいですか?
その日は、それから2羽孵化しました。
孵化してから24時間は、卵の中での栄養が残ってて、何も食べなくてもいいらしいんだけど、さすがに水は飲ませた方がいいだろう・・と、
夕方、ヒナ小屋に移しました。
左上の丸いのが、水の容器。ひっくり返さないように、又、溺れないように小石を入れてます。
画面が赤いのは、ヒートランプの赤さです。
長くなるので、今回はこれでおしまい。
最後に、もう一枚、悶絶モノの写真。
寝てます。
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