コリンウズラ、孵化しました | WILD WILD WEST

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2002年、アラフォーでアメリカ人の男性と結婚。ポテトで有名なアイダホ州の田舎で暮らす主婦の ちょっと野生な日々。。。

先々週の土曜日に行った釣りの話を書こうかと思ってたけど、

 

産まれちゃったんですー!!ヒヨコヒヨコヒヨコ

 

BOBWHITE QUAIL(ボブホワイト:コリンウズラ)。

 

 

この夫の道楽には、私は付き合わないと思ってましたんです。

なので、夫がいない間に孵化してしまったら・・・、あたしゃ、どうすりゃいいのさ・・・?と思い。

 

夫も夫なりに検索したりして、色々調べていたんだけど、

私が見たサイト(やっぱり夫だけに任せると不安なので、調べてしまった・爆)と、夫が見たサイトでは、情報が違ったりしてて。

 

夫は、調べ物をする時とか、何かの説明書を読んだりするとかを、ホント適当にやる・・(もしかして男性あるある?)癖があって、

コリンウズラも21日で孵化すると思いこんでいたようです。

なので、孵化が始まる予定の2、3日前から、インキュベーター(ふ化器)のエッグターナー(卵を自動で転がしてくれる装置↓の卵が入ってる容器)を外し、卵を平面に置かなくてはいけなくて。

それを19日目でやりました。

 

写真、使い回し。

この下に平らな網状の板部分があります。(一枚目の写真参照)

丸の中の3つの卵、有精卵ではなかったらしいので、この時点で取り除きました。

 

そして、待つこと2日。

もうそろそろ孵化してもいいんじゃない?

 

けど、その兆候は見られない。

 

なので、私ももう一度検索したら、

コリンウズラは、22、23日で孵化するとの事。

 

夫よ、これってものすごく基本的な情報じゃね?真顔

 

ちょっと安心。

 

で、23日目から卵を観察してると、一個だけなんかちょっとヒビというか、中から突いたの?ってな亀裂が出来てるのがあって。

 

それでもその後、何も起こらず・・・。

 

更に検索すると、サイトに寄って情報が違う。

「湿度が低い(70%以下)と、殻が固くなって、ヒナが殻を割りにくくなる」

とか、

「湿度は低めに(60%以下)にすること」

とか・・・

 

一体、どっちを信用したらいいのよー!?状態。

 

更に、「エッグターナーから出した卵を触ってはいけない」

「インキュベーターは直射日光に当たらない場所に置くこと」

って、情報もあって。

 

私達、頻繁に触ってたな・・・。

東側の窓辺、朝日が燦燦と当たる所に置いてるな・・・。ガーン

 

夫の計画では、ウズラが孵化したら、次はチャッカーの卵を買う・・で、チャッカーの卵は我が村から近い村にある、ヒナや卵を販売してる業者から買うことにしてて。

その業者に電話して聞いてみたら、

「23日~24日、又は25日目位から孵化するから、大丈夫ですよ。

温度と湿度に気を付けて下さいね。湿度は低めに。」

と言われた。

 

次の日の朝。

 

数個の卵にヒビが入っていて、もしかしたら今日!??

 

既に夫は仕事に出ており、私は、産まれちゃったらどうしよう??な、まるで、周りに誰も住んでいない荒野の中の一軒家で、産気づいた妻をハラハラと見守るの夫の気分。

 

けど、インキュベーターの前でずーっと待ってる訳にもいかないので、家事をしながら、10分、15分置き位に様子を観てました。

 

今回、初めて知ったことが、

ヒナが出てくるときは、殻を色んな方向から突っついて出て来るのかなと思ってたけど、きれいに丸く円を描く様に殻を破るんですね。(一枚目の写真参照)

 

で、半周位殻を破ってる卵があって、その卵、朝からもう3、4時間位その状態で。

 

まだかな~?と思いつつ、またインキュベーターの中を覗くと、

 

へっ?目

 

ぱっかり割れた空の殻(『村の時間』の時間的な?)があり、半周破れた卵は、まだその状態。

 

あれっ?産まれちゃったのかな?

 

けど、ヒナの姿は見えない。

 

よーく、探してみると、

 

残念なことに、

 

私が観ていない間に産まれたヒナは、

 

網状の板と壁の小さな隙間(1センチにも満たない。一枚目の写真の左下参照)から落ちて、溺死してました。(インキュベーターの底には湿度の為に水を張ってあります)

 

なぜ?

 

空の殻とそのヒナは、端っこと端っこにあって、なぜにヒナは殻から遠い所で死んでるの?

 

なんか、この時点で、私、パニクった。

 

しばらくすると、半周の卵の中のヒナが動き出し、更に殻を破って出て来ようとしてる。

 

パニクってる場合じゃない。

また落ちちゃったら・・と思うと、その辺にあった広告紙で、板と壁の隙間を塞いだ。

 

動き始めてから結構時間がかかった頃に、ようやくヒナが出て来ました。

 

出て来たヒナは、まだ足がしっかりとしてないから、もんどり反って・・というか、のたうち回って・・というか、千鳥足状態・・というか、そんなカンジで、板の上を動き回る。

 

通りで、一羽目のヒナ、落ちちゃったんだ・・・。

気づかなくて、ごめんね・・・。

 

孵化したヒナは、ぐったりとしたり、のたうち回ったりを繰り返して、私、どうしていいのか分からない。

 

夫にテキスト。

「ヒナが産まれた。けど、ちょっとグロい。どうしたらいいの?」

 

夫は仕事帰りで途中に車を停めて、私に返信。

「なすがままにさせてたらいいんじゃない?」

 

けどよー、なんか、ぐったりしてるから・・・。

(そりゃ、そうでしょうよ。最初に殻にヒビを入れてから、出てくるまでに何時間もかかったんだから、疲労困憊してるはず)

 

左側の緑の丸いのは、ペットボトルの蓋です。こんなに小さい。

 

ようやく、夫が帰宅して、それから少しの間に、更に2羽産まれた。

 

「羽を乾かす為に、ちょっと拭いてやった方がいいんじゃない?」

と夫が言うので、人肌に暖めた布で包んで拭こうとしても、ちっちゃ過ぎるし、ウゴウゴ動くので、やりにくい。

 

孵化してから、24時間は、インキュベーターの中で羽が乾くまで過ごさせて、それからヒナ小屋(というか、我が家の場合、プラスティックの衣装ケースだけど)に移す。

 

ヒナ小屋に移すまで、この網板の上では歩きにくいだろうと、直径15センチほどのプラスティックの容器にぼろ布を敷いて入れた。

 

いいですか、

 

かわいいですよ。

 

悶絶モノですよ。

 

覚悟はいいですか?

 

 

 

 

 

 

その日は、それから2羽孵化しました。

 

孵化してから24時間は、卵の中での栄養が残ってて、何も食べなくてもいいらしいんだけど、さすがに水は飲ませた方がいいだろう・・と、

夕方、ヒナ小屋に移しました。

 

左上の丸いのが、水の容器。ひっくり返さないように、又、溺れないように小石を入れてます。

画面が赤いのは、ヒートランプの赤さです。

 

長くなるので、今回はこれでおしまい。

 

最後に、もう一枚、悶絶モノの写真。

 

寝てます。ラブラブラブ

 

 

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