日が暮れるのが早くなって来ましたね。
会議の途中から外の景色が暗くなるのを眺めていました。
今日は，小学校の女の子の面接でした。
このお子さんは学校に来たくなくて，なかなか教室に行けないのですが，
今まで数回面接をしていて，学校を休んだ日でも面接だけは来てくれていました。
前回，教室に忘れ物を一緒に取りに行く途中，渡り廊下を通って外の景色を見ながら葉っぱや蜘蛛の巣で遊び，金魚に餌をあげながら行きました。
その後で，図書館にに連れていってもらいました。
そして，今日初めて
「こっちにいこうよ！」
と私を誘ってくれました！
今までは，私がお話ししたり，尋ねたりしていて，それに答えてくれていたのですが，今回は自分から，しかも今までになく大きな声で話し掛けてくれたのです。
本当に本当にうれしかったです。
それは，今までの関わりの積み重ねもあるかもしれません。
私自身はどのような状況であっても，お子さんの可能性を信じ，理解を深めようと心がけてきました。
いつもより大きな声はそのお子さんの元気の状態を表しているともいえますし，
自分から話し掛けてくれるというのは積極性や意欲の現れであるともいえます。
そして，その声かけは私との関係性の深まりだとも思えました。
並行して，活動も少しずつ増えてきていて，先週からお家の方とがんばりを共有できるような取り組みもしていたのですが，
本人の意欲が高まるとできることが少しずつ増えること，
そして，子どもは大きな力を秘めていること
を改めて感じました。
すべては相談者のために。
それを支える先生方や保護者の方との関係と，ご本人との関係性を大切にしながら。
そして，なによりお子さんとの面接を楽しみながら，これからも学ばせていただきたいと思いました。
今日もここまでお付き合いいただき，本当にありがとうございました。
みなさまとの出逢いに心から感謝しています
愛と感謝を込めて よつ葉