今年のアメリカ大統領選はどうなるか。昨日共和党予備選でトランプ前大統領が圧勝したそうです。さて、トランプ氏がアメリカ大統領になったらどうなりますかね?民主党政権のアメリカは自由主義や民主主義を掲げて全世界で政治軍事介入をしてきたが、実態はアメリカの利益のために他国に軍事力で介入してきたのが近代アメリカの歴史であります。しかしそれがいきすぎたのでしょう。トランプ氏はアメリカの伝統的な孤立主義に巻き戻そうとしているわけです。その意味ではトランプ政権の方が経済的な利益だけを追求し、政治介入や無意味な戦争をしないという政権になるかと思います。日本に対してもトランプ大統領になればアメリカ軍駐留経費を全部払えと言われるだろう。台湾紛争は中国国内問題として、アメリカの利益が損なわれないかどうか(半導体等)だけを重視するだろう。ヨーロッパ問題はEUが決定しなさいとなり、ウクライナはアメリカの利益のならないので停戦を求めるだろう。北朝鮮はアメリカにとってすでに核開発も弾道ミサイル開発も最終段階であるので無益な挑発は避けるだろう。ただアメリカ本土攻撃や世界のアメリカの利益を損なうことの警告と監視を続けるために日本でのアメリカ軍駐留は続けるだろう。

日本はどうするべきか?戦後日本の政治経済はアメリカの属州状態ですからこの際自立する機会にしなければならないだろう。それに気づく機会にトランプ氏はなるのかもしれない。