なぜジャーナリストたちがそれを明確に言わないのかわからない。

超国家主義者の説明を読めば読むほど高市早苗の行動は理解できる。


(超国家主義者の説明)

**超国家主義(ウルトラナショナリズム / Ultranationalism)**とは、自国の権益や精神・文化を絶対的なものとし、他国の権利や自由、個人の権利を極端に排除・軽視する過激な政治思想・運動のことです。


​単に「自国を愛する(愛国心)」あるいは「独立した国家の主権を重視する(ナショナリズム)」の領域を超えて、外部への侵略や内部分割の排斥、権力への絶対的服従を肯定する点に大きな特徴があります。


​主な特徴



  1. 他国・他民族の排斥(排外主義)
    自国や自民族を「特別に優れた存在」とみなし、外国人や他民族、あるいは異質な思想を持つ国内の少数派を排斥・弾圧します。

  2. 個人の権利よりも「国家」を絶対視
    個人の自由や人権、民主主義的な手続きを軽視し、国家の決定や目的のために個人が犠牲になることを当然とみなします。

  3. 軍事力と拡張主義の肯定
    自国の繁栄や影響力拡大のために、軍事力の行使や他国への侵略・植民地支配を正当化します。


​歴史的文脈における「超国家主義」


​昭和初期の日本における超国家主義


​日本において「超国家主義」という言葉が語られる際、主に明治後半から昭和初期(特に第二次世界大戦終結まで)の軍国主義・ファシズム体制を指すケースが多く見られます。



  • 体制の特徴: 天皇を中心とする政治体制(国体)を神聖化・絶対化し、儒教的・神道的な道徳を国家の正当性として据えました。個人の内面や価値観まで国家が支配しようとした点が、西洋的な国家主義と大きく異なると指摘されています。

  • 丸山眞男の議論: 政治学者の丸山眞男は名著『超国家主義の論理と心理』の中で、戦前日本の超国家主義を「国家が道徳や価値の絶対的判定者となり、実質的な権力と道徳が一体化した異質なシステム」として批判的に分析しました。




  • 中心人物: 北一輝(国家改造を唱え二・二六事件に影響を与えた思想家)などが代表例として挙げられます。


​現代世界における超国家主義


​現代においても、極右勢力やポピュリズム運動の一部で見られる過激な主張(移民の即時排斥、強権的な独裁体制の肯定、国際協調の完全拒否など)に対して「超国家主義的」という表現が用いられます。