日本の金融資産残高が2021年に2000兆円を超えたそうです。一番専門家がなんとかしたいというのは高齢者の現預金が全体の6割以上で世界でも突出していたことらしいです。(ただ実はアメリカの金融資産は日本が2倍になる間に4から5倍になったという日本の遅れのほうが問題だろうが)それは置いといて。

 

今の日本はデフレだそうで、皆がお金を使わないからだと専門家は言います。

しかし、日々のニュースを見れば結構若い人は「推し活」やら「漫画」「アニメ」など本当に学生やら非正規のバイトのお金を”大丈夫か?”と思うような消費をしている姿があります。これはマスコミの誇張なのだろうか?これはデフレなのか?

もちろん若い人にそんな潤沢な資金があるわけもなく、その資金源は借金(最近ではホストの売掛もあった)になっている。当然借金では賄えず「特殊詐欺」が生きる道みたいな話も多い。特殊詐欺は年寄りから若い人にお金を回す社会的に正しい行為という犯罪者集団の論理を当然と思ってしまう人もいる。

高齢の親の資産もあてにされていると思わざるを得ない。

 

さてこのような社会はいつまで続くのか?2000兆円の金融資産も多くは一部の人が独占しているだけなので、社会に回ってはいかないと思う。危なくなれば海外に逃げるだろう資金と資産だ。いずれ親世代が亡くなっていけばやがて日本から消えていく資産である。日本の企業経営も現在は儲けているように見えても、中身がほとんど新しい商売に移らず拡大できていないから、賃金を抑えるコスト削減しか儲ける方法が意識されていない。

よって、日本のデフレは今後20年は終わる見込みはない。

 

さて、皆さん、これで日本はどうゆう方向に向かうのか?景気というより市民社会は保てるのか?無理かも。