* OLYMPUS PEN-F / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ばたはたとしているうちに毎年秋に入って貰っていた植木屋に依頼するのを忘れて、都合一昨年の秋より放置したままになっている庭がここへ来て景色を変えております。放置しているのでそれも当然と申しましょうか、日差しが強かろうと水を遣らず、大雨でぐずぐずになろうと知らない顔をしていると雑草は勝手に枯れていくもので、以前にひとりで住んでいた一軒家ほど酷くはならないものだと思いながらそれぞれが場所を弁えてその数を増やしている様を静観しております。
余程になれば自己流で庭を作ろうなどと考えておりますが、その勢力を伸ばしているのは笹と蔓草くらいで空き地でよく見掛ける背の高い菊の仲間などは前述の通り大きくなる前に勝手に枯れております。笹は地下深くに根を張っているので気候には然程左右されないのか、低い位置の葉を落としつつ着実に背を高くしております。蔓草は日陰を選びながら、ときにはエアコンの室外機のなかでぐるぐると縦横無尽に伸びてしまうので根本を切って枯れてくれるのを待ちます。
そんなこんなで庭の景色が変わってくると余計にいままでの植木屋を呼ぶのが申し訳ないことになりそうでこの先はどうしたものかと思っているのですが、この暑さでは迂闊に作業することもできずにただただ眺めるばかりなのです。高所の作業は流石に素人では危険なのでいずれはお願いしないといけないとは思うのですが……。