20200707

* OLYMPUS PEN-F / M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8


最近は修理や保証ができないというだけでジャンクの棚に追いやられているフイルムカメラが増えております。

とりあえずは使えるミノルタの一眼レフレックスが数台あるので、これ以上はお迎えできないと思いつつ、通り掛かるとその棚を眺めてしまうのは、身体に刷り込まれた反射的な感覚のなせるものでしょうか。


とうの昔にミノルタはカメラ関連から離れてしまっておりますのでサポートも何もないのですが、壊れたらそれまでというものの、壊れることを知らないのがフイルムの時代のカメラというやつで。

姿形が好きで中古屋さんなどを回って買ったのは一九七〇年代のもので、どれもこれも電子式に移行してからの機種なのですが、機械式じゃなきゃダメだなんていわれていた時代が嘘のように問題なく動いております。まあ、それほど酷使していないということもありますが。

オートフォーカスや自動巻き上げになってからの機種の方が早めに壊れてしまいましたね。ニコンもキヤノンもペンタックスも全滅しました。モーターというのが宜しくなかったような気がします。


デジタルは巻き上げる必要がないので安心ですね。

二〇〇三年に登場したオリンパスE-1など、バッテリーがダメになった以外は問題なく使えます。サポートがなくなると心配だといっても、カメラ本体はそんな簡単にダメになるものでもない……と。

バッテリーとチャージャーは壊れたらアウトです。メーカーがなくなったときに困るのはこの辺りでしょうか。