ASAKOがゆく~報道カメラマンへの道~ -170ページ目

蜜柑と蝙蝠

バレンシア州の州都バレンシア。バレンシア・オレンジの土地、スペイン第3の都市。しかしマドリッドやバルセロナのような大都市ではなく、ゆっくりとした時間の流れるのどかな古都。バレンシアには想像するスペインがそのままある。灼熱の太陽、真っ青な空、石畳の街並み、闘牛、フラメンコ、パエージャ、サングリア、etcetc...

ココは市庁舎前広場。火祭り(ファジャス)のメイン会場になる場所。


「ラ・ロンハ」、15世紀末のイスラム王宮跡に造りあげた交易所で世界遺産。くりくりの柱が特徴。天井はこんな作りになっててとっても荘厳な感じ、入場無料。


外壁には色んな種類のガーゴイルがいっぱいくっついてます。


石畳のこんな街並み。


バレンシアなだけあって、街路樹はオレンジの実を付けていて、のんびりお散歩を楽しめる町です。

スタジアムの歩き方:カンプノウ編

スペイン、バルセロナが世界に誇るサッカーチーム、FCバルセロナの本拠地であるカンプノウ(Camp Nou,新しいスタジアムという意味)を少しだけ紹介したいと思います。

前にも書いたと思うんだけど、ココは収容人数9万人近いUEFA認定五つ星スタジアム、欧州では最大規模。残念ながら改修工事の予定が入っているので、現在の外観はあと数年まで。今年は今の場所に作られてから50周年と言う事で、新しいシーズンのユニフォームなどにそれと知らせるアクセントが入っています。

こちらが外観。巨大すぎて普通のカメラでは収まりません!(スミマセン、本気カメラでなくコンパクトデジカメでの撮影です)


スタジアムに併設されているメガストアを出ると、こんな感じでスタジアムが見えます。お買い物に疲れたらカフェでホッと一息。ちなみにアイススタンドのアイスクリームはお奨め(1個2ユーロ)。


そしてこちらがミュージアム。バルセロナの街でピカソ美術館に次ぐ動員数。スタジアムツアーの入場と一緒になっているので、スタジアムを堪能した後でFCバルセロナの輝かしい歴史に触れるという訳です。1月に友達が来た時にツアーに参加したらプレスルームの近くでライカールト監督とバッタリ、なんてそんなハプニングも起こってしまう。


こちらは新しく出来たスタジアムガイド。バーチャルシアターらしいですが、私はまだ入っていませんが、どんな感じなのかな?


ちなみにスタジアムは試合を見る為の場所なので試合の日に来るのが一番なのですが、試合の日は人がごった返しているのでカフェもお買い物も難しい、と言うか時間が掛かるので別日を設けた方が無難です。

場所:C/ Arístides Maillol, s/n. 08028 Barcelona
電話:902 18 99 00
時間:9:00-21:00
最寄り駅:地下鉄3号線マリア・クリスティーナ、ラス・コルツ、
     地下鉄5号線コイブラン、他路線バスなど
公式HP:www.fcbarcelona.cat
オープン:1957年9月24日
収容人数:98,772人

Oriol Balaguer

バルセロナ郊外にあるミシュラン三つ星レストラン「エル・ブジ」にてパティシエを7年間務めていた「ウリオル・バラゲー(カタルーニャ語ではオリオル・バラゲー)」の新商品「Collection2」を頂いたので、ティー・タイムにベネズエラ・コーヒーと共にいただきました。


うぅぅん!日本で購入するとこちらでの3倍の値段だとか!(こちらの無印良品の値段が3倍だから、仕方ないんだろーけど)

お味の方は「ひとくちで天国にのぼる味」。お奨めです!

◎ 東京
場所:108-0071 東京都港区白金台4-9-18 Barbizon 32ビル2階
電話:03-3449-9509

◎ Barcelona
場所:Pl.Sant Gregori Taumaturg.2 08021 Barcelona
電話:932 011 846

フットボールアーティスト

先日、フットボールアーティストの第一人者「肥塚正」さんにお会いする機会があったので行ってきました。20年以上サッカーを題材とした絵を描き続けている方で、日韓W杯の時のフジテレビのスタジオセット、スペインのコカコーラキャンペーンなどで作品をお見かけしていました。

>肥塚さんの公式サイト

ミズノとのコラボレーション「el Futborelo」も展開中!


肥塚さんのサッカーへの情熱や描くという表現についてなど、興味深いお話をたくさん聞く事が出来た。自身の才能を信じ、前の見えない先に進むという経験をされてきた偉大な先達。

私も自分を信じて撮影しているけど、目に見える壁、見えない壁にスグぶつかって右往左往。打開方法がわからなかったり、しばらく落ち込んだ気分が続いたり。ひらたく言うと自分を信じれなくなる時も多々ある。っていうか最近までそうだった。

肥塚さんにお話を伺って、迷いがある状態でもイイんだ、って思えた。諦めてしまわなければ、立ち止まって動けなくなったとしても投げ出したりしなければ。100%の自分が出せる時なんて、本当は少ない。もしかしたら無いかも知れない。だったら自分のレベルを上げて行くしかない、そう考えたらモヤモヤが消えていた。

そう、南米選手権に対してずっと不安があった。でも覚悟が出来たからもう大丈夫。予防接種も5種類打ったし、マラリア予防の薬も用意した。出発まであと10日弱。どうか、素晴らしい経験になりますように!自分座標もガガガと成長出来ますように!

今回、肥塚さんとお話をする機会を作ってくれた皆様、そして肥塚さんに心から感謝申しあげます。ありがとうございました!

給湯器問題

我が家の給湯器が壊れてしまい、交換と相成りました。スペインのお家の給湯器と言うのはシャワーも含まれていて、実は何日間か水シャンプー&乾布摩擦生活を耐え忍んでおったでな。づめだぐで耳が千切れるかと思ったでな。

朝9時から業者が入って作業&作業(スペイン人なのに9時前に来たゾ)。数時間で終わるとタカを括っていたものの、お昼の時間になって彼らが言いました。

ご飯食べて来るから15時半に戻ってくる、と。むほー。でもまぁ良いかと思って台所に入ったら、そこは作業場と化しておりました。とてもじゃないけど料理なんて出来る状態ではございませヌ。

っつーワケで近所の和食ランチに行くも、まだ開いておりませんで、13時営業開始のお店なのに15分過ぎでも清掃中。さすがスペイン、スペインナイズされた日本料理屋。困った時は中華料理屋へ。ランチメニューは食べ物3皿、飲み物、デザートが付いて6ユーロ弱。リーズナブルな心のオアシス。

一品目はフカヒレスープ、ただしフカの代わりに春雨がはいっとる(そりゃねーよ)。


二品目は3味の炒飯、具が4種類(ハム、人参、卵、グリンピース)はいっとった、嬉しい誤算ナリ。


三品目はエビチリ、に似たエビと野菜の炒め物(残念ながら味付けはエビチリと異なる)。


味覚には覚えがあるつもりだったんだけど、スペインに来て大幅に変わったな、としみじみ思う。いつでも美味しく何でも食べさせて頂いてマス!こんな物だ、と思って行く分にはとっても楽しい中華レストラン。スペイン料理に飽きたら、是非お試し下さいまっせ。

ちなみに業者は15時くらい(やっぱり戻って来るのが早かったゾ)から作業再開で18時くらいに完了。その後には大掃除ターイム。我が家は土足厳禁ですが、サスガに安全靴履いてる人達に脱げとは言えまちぇんもの。なので台所(ドリルで削った粉が!)はもちろん、彼らの歩いた場所のモップ掛けまで、ジャリジャリ感が無くなるまで頑張りましたとも。お掃除の神様が微笑んでくれましたとも。

そして給湯器問題が無事解決したと思ったら水道メーターが異様な数字を叩き出しておりまして、前回数値の倍以上の請求がー。何やら水漏れが発覚した模様。