このところローライフレックスSLX用電池でいろいろ悩んでいました。というのもいくら充電しても連続撮影だと13枚くらいでストップ、一枚撮りでも20枚ちょっとしかシャッターが切れません。ただ数日前には一回150枚以上シャッターが切れたことがありました。電池は同じもので、カメラも同じものです。レンズは標準レンズがダメなのかと思い新品同様の広角レンズも試して身ましたが、結果は同じでした。そしてもう一つ気づいたことがあります。それはレンズを外すとまだまだカメラは作動するのです。つまりレンズが電池を大量に消費しているようです。実際に試してみましたが、レンズを外すとレンズをつけてシャッターを切っていて切れなくなったあとでもまだまだ100回以上ミラーが上がり巻き上げが行えるのです。そこでふと思ったのが電池はまだまだ残量があるが、レンズを作動させるのにかなりの電流が必要でそれが足りずに切れないのではないかということです。つまり電池が完全に使い切れていないので、シャッターが切れなくなったからといって充電したも、残量があるためにしっかり充電できていないのではないかということです。充電する電池にはよく起こることで、昔の充電器にはリフレッシュというモードがあって残った電池を一度放電させてから充電していました。そこで試しにシャッターが切れなくなってから、レンズを外してボディーだけで作動し続けてみました。この状態だといつまでも電池切れになりません。そこで切れなくなるまでではなくてなるべく多く作動させてから充電してみました。そしてまたカメラに装填して、レンズをつけてシャッターを切ってみました。その結果、何と連続で50回以上シャッターが切れて、その後も一枚撮りに切り替えてシャッターを押し続けましたが、最終的に180回シャッターを切ることができました。少し間隔を置いて切ればまだ切れましたが、ちょっと切れにくくなったのでそこまでにしました。多分前回もこの状況だったので150回もシャッターが切れたのだと思います。つまりこの電池は古いニッカドタイプなので、しっかり使い切ってから充電することで撮影枚数を増やせるようです。まだ実験した回数が多くないのであと何度かこの実験をして、安全に撮影できるようにする方法を見つけていきたいと思います。