中判カメラが高くなっていませんか? | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

デジタル化が進んで、みんながフィルムカメラから離れた頃、当然ですがフィルムカメラは底値になって行きました。特に中判カメラは一気に値が下がりマミヤやブロニカなども数千円で買える時代になってしまいました。中判カメラです高値を維持していたのはずっと人気があったマキナ67シリーズ以外はコンタックス645やマミヤ7、ブロニカRF645、そしてフジGF670シリーズなどフィルム時代の最後に出たカメラくらいでした。もちろんそれらは時代への移行期でもあり生産台数が少なかったこともあると思います。そして中判カメラが市場で全く人気がなくなって何年も経った最近、中判カメラの値段が徐々に上がってきていることに気づきました。海外のサイトでも中判カメラの紹介や実写した例などを上げている人が結構います。どうも海外でも中判カメラに人気が集まっている様です。私も以前から中判カメラを揃えてきていて、値段がすごく安くなって今まで手の届かなかったものにも手が届く様になって喜んでいたのですが、いつの間にかまた遠のいていました。ノリタ66などはずっとレンズ付きで3〜4万くらいで手に入っていたはずなのですが、今では標準レンズが付いていると80/2という大口径だというだけで数倍に値段になってしまっています。中判カメラといってもかなりの種類があり、全てが高くなっているわけではないと思いますが、私が欲しいと思うものはほぼ高くなっています。これからフィルムに値段がますます高くなることを予想すると、中判カメラの人気は完全に趣味の世界でのことなのかもしれません。フォーカルプレーンのブロニカのレンズを集めているのですが、ますます買えなくなってきそうです。今欲しいのはゼンザノン40ミリと80/2.4です。特に80/2.4は新品の時にブロニカに直接在庫を確認してあるのがわかっていたのに、その時はツアイス製の80/2.8が欲しくて買わずにパスしてしまったのです。今となってはツアイス製よりもこちらの方が珍しくて買っておけば良かったと後悔しています。これからも安くて魅力的な中判カメラを探していきたいと思います。