CUT FILM SHEATH シース | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

乾板からフィルムに移った頃、乾板用のホルダーにフィルムを入れるためのシースがフィルムメーカーやアクセサリーメーカーからいろいろ出ていました。基本的には同じサイズのシートフィルムが使えるよになっていましたが、ホルダーはそのままでシースでサイズ変更できる変換のシースも出ていました。薄い鉄板を曲げて作ったもので、構造が簡単なので安く売られていて結構使われていたようです。ところが安かったためもあるのか今探そうとするとなかなか見つかりません。特に単体で探そうとするとまず出てきません。多分ただの金属板を曲げただけのもので、知らない人には何に使うのかもソニカチミわからないと思います。そのため捨てられてしまうことはあっても、カメラのパーツだとわかって売りに出す人はいないと思います。板金で折り返しができれば自作できますが、もし無理だったらシースを探すしかありません。このシースですが、乾板ホルダーに時々入っていることがあります。私も偶然手持ちの乾板ホルダーにシースが入っているにを見つけて、他もホルダーも見てみたらいくつかのホルダーにカットフィルム用のシースが入っていました。ただ気をつけないといけないのがそのサイズです。手札判には手札判と大手札判があります、名刺判にも名刺判と大名刺判があります。シースには大概フィルムサイズが書かれているので、必ずチェックしてください。大手札判用の乾板ホルダーに手札判用のシースが入っていることもあります。知らずに大手札判のシートフィルムを買ってしまうとシースに装填できません。もしシースが手に入れば乾板ホルダーが使えるようになりロールフィルムホルダーを探さなくても撮影できるようになります。シートフィルムだと1枚だけでも現像ができて、試写には好都合です。