STITZ STEREO SYSTEMは凄かった | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

スティッツがステレオ用品を販売していた頃は私もステレオ写真を撮っていて、海外ではもう製造されていなかったステレオ用のシルバースクリーンやステレオメガネなどの新品を購入してリアリストサイズのスライド鑑賞の時に活用していました

その時点で私はリアリストやキンダー、ステレオグラフィックなどを持っていたのでそれ以上スティッツの製品は購入しませんでしたが、友人はステレオアダプターなども購入してステレオ写真を満喫していました。

以前も書いたことがありますが今になってスティッツ製品をチェックしてみると、その充実さに舌を巻きます。かなり前にステレオブームが過ぎていたのに、スティッツ製品を買い揃えればリバーサルフィルムでもネガカラーフィルムでもステレオ写真が楽しめるように周辺機材を完璧と言って良いくらい揃えていました。



それも手持ちのカメラやプロジェクターを活用することを前提に考えられて入りところが素晴らしいところです。その中でも一番感心したのがスライドプロジェクター用の機材です。ステレオアダプターに偏光フィルターを取り付けてそれをプロジェクターの前に取り付けるのですが、どんなプロジェクターにも使えるように、プロジェクターを載せる台にアダプターを取り付けるフレームがあってそれの上下調整でプロジェクターのレンズの光軸と合わせられるようになっていました。ただ中古で探すとセットになっている偏光フィルターがついていないものが多いようでまだ入手できていません。それ以外にもスライドビュワーやプリントビュワーなども揃っていたので、カメラとプロジェクターだけ持っていればステレオ写真をだれでも気楽に全て楽しめるようになっていました。今このようにこだわりを持ったメーカーは見当たらなくなってしまい残念です。