Minimax110EEに無孔フィルムを装填してみました | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

NO.0グラフィックに装填するためにブローニーからベスト判サイズのフィルムを切り出すと、16ミリ幅のフィルムが残ります。当然無孔フィルムなのでミニコードやローライ16には使えません。逆にミニマックスはポケットフィルム以外に無孔フィルムも裏紙の番号を利用すると撮影ができることを以前書きました。今回、余った16ミリ無孔フィルムを一切カットせずにポケットフィルム24枚撮りのカートリッジにつめてみました。長さ的には少し長いようですが装填はできました。ファインダーを撮影した画面を参考に確認したところ、ブライトフレームを無視してファインダー視野全体がほぼ無孔フィルムに写る画角に相当することがわかりました。画面サイズは13x19位になり27枚撮りとなりました。無理すればもっと撮影できますが、その場合コマ番号が役に立たなくなってしまいます。24枚撮りのカートリッジに装填しましたが、1-24までは裏紙の番号を参考に送りそれ以降は巻き上げてカチャッといったら巻き上げをやめるという方法で撮影をしていきます。フィルムがなくなると、カメラから出ているフィルム制御アームが飛び出して巻きどまりってしまいます。そうなるとフィルム終了ということになります。距離合わせが目測なのがこのカメラの唯一弱点ですが 、それ以外は大口径でプログラムオートと十分な機能を持っています。ネガをルーペで見ても、昔のミニチュアカメラとは比較にならないシャープな写りをします。見た目も可愛くて作りもしっかりしているので、ポケットカメラとは考えずに、110カートリッジは使いますが裏紙付きのミニチュアカメラだと思って使うとこれからもずっと使えるのではないでしょうか。