桜 | 里親になってみた(ししょーの日記)

里親になってみた(ししょーの日記)

43歳で里親になりました。
男の目線から里子との日常をゆる~く綴っていきます。

深夜にししょーです。

 

日曜日は天気が良くてお花見日和でしたね。
桜がはらはらと舞い散る様も情緒があって良いですが、夜の桜はまた表情が違って好きです。

夜の桜は白く浮かび上がって何だか近寄りがたい感じがします。
風が無い静かな夜に桜を見上げると・・・

季節外れの雪が降っているのにいつまでも落ちてこない。時間が止まってしまったような、そんな気持ちになります。
何も動かなくて音も無い中で自分だけが動いているのはとても奇妙な感じ。

桜はとても綺麗なのになぜか怖い。
夜に浮かび上がる桜は幻想的ですが、狂気に近いものも感じます。

けれど桜がとても綺麗なのでずっとその場で桜を見てしまいます。

 

僕が重い厨二病を患っていた時(笑)には、春になると深夜に近くの大学の敷地に入って桜を見ていた事がありました。

恥ずかしながら坂口安吾の「桜の森の満開の下」を読んだのは40代になってからでしたが・・・多感な時期にこれを読んでいたら、僕の厨二病はより深いものになっていたかもしれません。(笑)