選択 - 特別養子縁組里親 vs 養育里親 | 里親になってみた(ししょーの日記)

里親になってみた(ししょーの日記)

43歳で里親になりました。
男の目線から里子との日常をゆる~く綴っていきます。

最初は僕たちも特別養子縁組里親を希望しましたが、実習序盤で養育里親にシフトしました。

特別養子縁組里親の成立した数が圧倒的に少なく、また非常に時間がかかる事が理由です。

 

(初期の頃には、妊娠したけれど出産後に育てる事が出来ない方から、特別養子縁組をしてもらう前提で出産費用等をこちらが払うと言う枠組みのNPO法人の方と会ってお話を聞いた事もありましたが。)

 

 

僕は養子縁組里親と養育里親に関してそこまで執着心はなかった・・・ように思います。

ただ実親が(社会人として)身勝手な事情で子供を手放したのであれば

『そんな親の元には絶対子供を帰さないっ!ムキー』とは思っていましたけど。。。。

 

戸籍に入る事で「家族として」とか「責任感が」と言う考えもあると思いますが、僕と言う個人は余りそこで差は出ないタイプだと思っています。

 

 

 

実子であろうと、血がつながっていない子だろうと僕がする事は変わりません。

 『愛情をかけて育てる』

 『人生の戦い方を教える』

 『社会人になったら、自分自身で生活出来るようにする』

 『自分自身そして好きになった人を大切に出来るようにする』

そしてカッコいい大人・理想の自分になる努力が出来る人間になって欲しいなぁ。照れ

 

 

特別養子縁組であろうが養育であろうが、結局その子供とは血が繋がっていません。

うちの家名は僕の代で終わりです。(少なくとも血筋的には)

そして僕は血筋にこだわっていませんし、親もこだわっていません。

 

里親申請の話をした時に、両親に

『僕の代でうちの家名は終わる事になる。ご先祖様含めまして皆さま本当にすいません。』

と頭を下げましたが、アッサリと

『そんな事はどうでも良い。それより皆が幸せならそれで良い』と言われました。