帰国完全マニュアル その6 | 住めば都☆ベイエリアの日々

住めば都☆ベイエリアの日々

2008年から4年間、夫の転勤により、アメリカ カリフォルニア州 サンフランシスコ郊外のフォスターシティで駐在生活。 2児の母。 
2012年4月、日本に帰国いたしました。

お久しぶりでございます。

GWには、実家に帰省し、久々にゆっくりと休ませていただきました。

ありがたや、実家天国。


さて、帰国完全マニュアルのつづきを。



今日は、家具などの大物の処分について。


ベイエリアの不動産物件は、家具付きという物件がほとんどないので、

大抵、入居のときに家具を揃えることになります。

けれど、アメリカの家具はサイズが大きいこともあり、

帰国の際、日本には持ち帰らず、現地で処分して帰られることが多いです。


家財道具の処分については、


1 後任の方など、会社の方や、友人や知人にお譲りする。
 
2 ガレージセール、ネットの掲示板などで個人売買。

3 寄付 もしくは 廃棄


の、いずれかとなります。



これが、結構面倒でして・・・


実際、経験してみて、処分の方法としては、


1 知人、友人などにお譲りする のが一番手軽で、簡単です。

駐在員の場合は、後任の方にお譲りするのが優先的となることが多いと思いますが、

帰国が決まったら、まず、知人、友人に、
「処分するから、欲しいものがあれば言ってね」と声かけしておくとよいでしょう。
興味のある方からは、
「お宅の○○は日本に持って帰る?」と打診してこられます。
また、渡米まもない方も 
まだ家具が揃っていないので、一度見せてほしい」ということもありました。

「え~!お宅の○○、欲しかったのに~!」と、後で言われることもあるので、

声かけだけは、手広く早めになさっておくことをオススメします。


この場合、自分たちの車では運べないような大きな家具については、
引越し業者さんに配送をお願いすることもできます。
我が家の場合、海外引越しの業者はヤマトさんでしたが、
見積もりの際に、「3箇所くらいなら 家具の配送はしますよ」とおっしゃってくださって、
実際にお願いいたしました。


知り合いに引き取り手がいない場合は、


2 ガレージセール、ネットの掲示板などで個人売買 となります。


ガレージセールは、その場で 相手と現物を見て値段交渉ができるので、手っ取り早い商談となります。

(しかも、自分でトラックなどを調達してきて、
なんとか自力で持ち帰ってくれることが多かった。)

ガレージセールをしない、もしくはガレージセールで売れなかった場合は、

ネットで個人売買という手段があります。

craigslist
  や 世界のご近所さんを探せ!  の掲示板に書き込みをしたり、
ベイスポ
など地元の情報誌に広告を載せて、希望者を募る方法です。

私は、今回 ネットでの個人売買はしなかったので、

この件については 友達の経験談から。

まず、クラシファイドに掲載した途端から、メールが殺到することもあり、

問い合わせの対応に追われるようです。

問い合わせされる方にも、当然のことながらいろんな方がいらっしゃるそうで、

慣れてくると、”本当に買う気のある人はどの人か?”メールを読むだけで、わかるようになるらしい(笑)

律儀に、「○○さんが一番にメールをくれたから・・・」ということでなく、

「いただいたメールの印象で相手を選んだ方がいいよ」というのが、友人からのアドバイスでした。

”ご近所さん”の場合は、相手は大抵日本人ですが、

”craigslist”での対応は日本人以外がほとんどなので、より注意が必要だそうです。
”craigslist”で売買が成立して、商品の受け渡しの際、
家に相手を入れなければならない場合は、どんな方が、何人で取りに来られるかわからないので、
自宅に女性が一人だけのときなどに対応しないほうが無難でしょう。

ネットで個人売買する場合、問い合わせへの対応や、商品受け取りの段取り決めなど、
慣れないと相手にふりまわされてしまうこともあるようで、

結構手間がかかるというのが、友人からの経験談でした。


最後に、


3 寄付 もしくは 廃棄

アメリカはリサイクルに関しては、ヒジョーによく出来たお国だと思います。


”売るのも面倒だけど、ごみとして捨てるのももったいないというようなモノ”は、
寄付できます。

有名どころでは、Salvation Army や Good Will があり、
ご近所のお宅でも、大きなトラックが横付けになって、
寄付の品を引き取りに来るのを何度か目撃したことがありますが、
それ以外にも、
”ガン撲滅系”とか、”退役軍人のための・・・”とか、”恵まれない子供のための・・・”など、 
実にさまざまな団体があって、
だいたい月2~3回のペースで、そのいろんな団体からの寄付のお願いのハガキがやってきます。

家具、衣類など、不要なもので寄付したいものは、
指定された日に
家の前において、その団体から来たハガキをテープで貼っておけば、
トラックでやってきて、持ち帰ってくれます。
(寄付になるので、税金控除の対象にもなる)


また、廃棄については、


ゴミ会社(Recology)には、カレンダーイヤーで一年に2度、

”Clean up day”として普段よりも多くゴミを出せる日があります。
退居のためのサービスの停止を電話で伝えた際に、ついでに ”Clean Up day”もリクエストしました。

その日に出せるものは


・ゴミ袋は12パックまで。
・パソコン、オーディオなどの e-wasteは1個。
・その他、家具を出す場合には、サイズに規制があるので、電話して確認してください。

ただし・・・

家具は、捨てようと思って家の前に出しておくと、
大抵のものは誰かが拾っていってくれるようで、
ゴミに持っていかれるまでになくなってしまいます(笑)


引越しを振り返って、「何が大変だった?」と友達に聞かれたとき、
「引越しの作業よりも、日本に持って帰らない家財道具の処分が大変だった」と話したら、

渡米してきたときに、前任者からの引継ぎで、家具一式を譲ってもらっていた友人は
「もともと安い値段で譲ってもらった家具だから、捨てて帰っても惜しくない」と。

なるほど・・・それは気がラクだ!

うちは、たまたま前任者からの引継ぎ物品がなかったために、
イチから買い揃えたものが多く、初期投資も結構な額だったので、
ある程度の額で売ろうとしたから、大変だったんだなあと。


そこで、これから、赴任される方へのアドバイス。

日本に持って帰ることを念頭に高級な家具を購入される方もいらっしゃいますが、
駐在の数年間だけの限定で使う家具なら、
前任者からの引継ぎや帰国される駐在ファミリーの中古家具をうまく購入するのがオススメです。

来たばかりでの家具屋探しは大変でしたし、(IKEAだと組み立てなきゃならないし・・・)
値段も日本のように手頃な家具はなかなか見つかりません。
日本人から中古家具を譲ってもらえば、安く済むし、
帰国の際の処分も、「捨ててもいい」と思えればずっと気がラクで、一石二鳥です。