先週末の3連休は京都市勧業館みやこめっせで石ふしぎ大発見展 第35回京都ミネラルショーが開催されましたが、前月にどこかの局のTV番組で九頭竜湖化石発掘体験場HOROSSA!と発掘体験に使う石の採掘現場(中部縦貫自動車道油坂道路のトンネル掘削工事現場)の取材が放送されたのを視て無性に行きたくなり京都ショーの初日である10月7日に予約を入れてしまいました。
京都ショーは3日間あるので予定通り化石発掘体験に行くことにしましたが、うっかりミスは気を付けないとダメですね。
なお、九頭竜湖での化石発掘体験は現地化石発掘体験が無くなったことや新型コロナの流行などから、すっかりご無沙汰となっており今回がHOROSSA!での5年振り2回目(HOROSSA!以前を入れると5回目)の化石発掘体験になります。
発掘体験にはいつもJR越美北線(九頭竜線)を利用していますが、九頭竜湖駅が終着駅なので線路は行き止まりになっています。
また、JRの駅が道の駅と一体になっているので無人駅(列車の発車前後20分のみ有人)ですが直売所店(閉店17時)に食堂(ラストオーダー13時50分です)が併設されて便利ですし、反対側にある和泉ふれあい会館にコンビニ(閉店22時)ができていたのも便利でした。
この日は曇りでやや肌寒かったのですが、ぶっかけ蕎麦(冷)がメニューに残っていたので注文しました。
ぶっかけ越前蕎麦は鰹出汁に辛みだいこんのすりおろしです。
美味しいですが関西風の醤油出汁になれた私には塩っ気が足りない気がします。
駅からHOROSSA!までは徒歩で九頭竜川の対岸に渡り15~20分ほどです。
体験時間は1回60分です。
最初に10分程度の注意事項を聞いて発掘体験開始ですが、同日に複数回体験をする場合、2回目以降は注意事項を飛ばして直ぐに発掘体験が出来ます。
発掘体験はデポン紀の海、ジュラ紀の海、白亜紀の森の3カ所で自由に出来ますが、トンネル工事で出た岩ということなのでどのエリアも非常に堅そうな印象でした。
HOROSSA!以前が露頭の風化した岩だったので割りやすいという印象が残っているので余計にそう感じるのかもしれませんが、指導員の方も時代が古いほど岩が硬いので一番割り易い白亜紀のエリアで体験してから他のエリアに移った方が良い、と言う説明でした。
ともかく朝11時の2回目、13時半からの3回目、15時からの最終回と3連続で発掘にチャレンジしましたが、無理でした。
岩自体は一抱えもあるようなものがゴロゴロしていますが全く鏨の刃が入りません。
3回の体験回には全て小学生低学年の家族連れ(数家族、十数人)が多かったので、これは無理ゲーじゃ無い、と思わないでもない結果でした。
合計2時間50分の発掘体験でお持ち帰りは2個、本来なら1体験毎に握りこぶし大の石を2個持ち帰り可能なのですが、あまり良い物が出なかったので・・・。
写真上左はシダ植物、右は二枚貝です。
二枚貝は半分が母岩の中に隠れています。
母岩自体は握りこぶし大よりかなり大きいのですが、現地でこれ以上割るのは壊しそうで怖い(シダ化石は失敗して欠片だけの持ち帰りになった)ので了解をもらってそのままの大きさで持ち帰ってきました。
時間を見てクリーニングに挑戦するつもりですが、旨くいくかどうか不安です。