今週金曜日(5/26)から来週月曜日(5/29)まで4日間に渡って開催される第36回東京国際ミネラルフェア2023の初日に行ってきました。
天気はやや曇り気味ですが道中の富士山も見ることが出来たので幸先が良いようです。
今回はコロナによる海外ブースの自粛も無くなったので会場が混雑すると予想していましたが、到着が11時半頃になったため待つこともなく会場入りが出来ましたし、会場内も平日の金曜日のためか通路が渋滞することもなく周回することが出来ました。
会場内の気温も動くと少し蒸し暑いかな、と言う程度だったのでコロナ下3年間の出不精で衰えた体力不足に悩まされる事も無く4時間ほど会場内で頑張ることが出来たのも良かったところです。
ただ、残念だったのがドイツの2社が出店していなかったこと、米、仏、伊ブースも恐竜化石の展示割合が減った感じがしたことでした。
各ブースの様子は他のブロ友さんも感想をUPされているので重なる部分があるかもしれませんが、自分の感想を述べると、恐竜化石関係では米国ブースは角竜類、鎧竜、堅頭竜などの歯冠にバリエーションがありました(一応、お勧めはズールの歯冠と言うことでした)が、獣脚類、竜脚類には余り新規の標本は無い様に見えました。
なお、I先生に今年のツーソンショーについて聞くと恐竜化石は全く出て来なくなったと言うことで何も入手できていないこと、最大手の業者が今年は一切恐竜化石を出して来なかったほど様変わりしたと言うことを聞きした。
その後、帰り際にH先生と数年ぶりにお会いして会話する中で明日も来られますかと聞かれたので、東京は地震が多いので震度3程度でも遭うのが嫌だから必ず日帰りにしている、だから時間も早いがこれから帰るという話をして別れましたが、帰宅して19時のニュースを見始めた途端に都内が震度3の地震で揺れたというのは偶然でしょうか。
取りあえずミネショの展示物に被害が出ていなければと思います。
仏ブースは相変わらずラベルが整っていないので何の標本が並んでいるのか判らないこと、付いている標本もラベルの文字が達筆の自筆であるため読み取れない(これは老眼のため?)ことが難点ですが、爪に結構バリエーションがあったように思います。
伊ブースも今回は小物ではなく大物中心(特に爪)の品揃えのように見えました。
その他、別の伊ブースや日本の化石を扱う国内業者ブースを見て回りましたが、こちらも化石自体の扱い割合が減ってきたように思えます。
隕石は月隕石が安くなっていました。
昔はグラム100万円という時代もありましたが隔世の感がします。
ただ、今はまた集めようという気が起きません。
鉱石関係ではスリランカ産サファイア原石が結構目に付きました。
こちらも色や透明度、価格の関係で購入する気にはなりませんでした。
あとは宝石ルースです。
こちらは10年以上スルーしていますが、今回会場内でこんな物を見つけました。
ルースの種類別入手難易度表です。
カラーバリエーション等を加味したこの業者さん独自の蒐集の手引きという物のようです。
余りに色変わりを細かくバリエーション化する業界について行けなくなり、ルースの蒐集は辞めていますが、現在のバリエーションを知識として得るために貰ってきました。
後は特別展示ですが、今回はモルダバイトです。
一応、宝石の扱いになりますが、展示されていた丸い形の原石は海岸に打ち上げられている緑藻(タマミル)のように見えてしまいました。
では、今回の入手品です。
米、仏、伊×2の4ブースから入手です。
ちなみに今回は結構やらかしています。
久々の海外ブース参戦でテンションアゲアゲだったのが不味かったのかも。
今回は以上です。