串本町で最初のビーチコーミングは須賀の浜です。
場所的には橋杭海水浴場の方が近いようなのですが、こちらは沖合に防波堤が造られているので打ち上げが期待できそうにないのと観光地の橋杭岩が近くにあるので人出が多いのではと考え須賀の浜に行くことにしました。
須賀の浜は串本駅から南西に約1.5㎞ほど(ゆっくり歩いて30分弱)の場所にあります。
事前に地図で調べたところ、浜辺の北側にある漁港に上浦漁港と須賀漁港の二つの名前が付いています。
何故、同じ漁港に二つの名前が付いているのか判りませんが、ここからアンドノ鼻までを上浦海岸というらしいので、上浦の方が古い地名なのかもしれません。
馬坂園地から見た須賀の浜(満潮時)と干潮時の須賀の浜、須賀の浜の磯場です。
写真を見れば分かるように、須賀の浜は細かな砂で覆われた傾斜の緩やかな浜ですが、北端と南端は磯場になっています。
私も行った日が大潮だったので磯遊びが出来るよう道具(日本野鳥の会の長靴、百均で買った草取りと魚網)を持って行きましたが、砂浜自体が長さ600mほどもあり砂浜部分のビーチコーミングをした後、磯遊びをするほどの時間が無かったのは残念でした。
なお、須賀の浜でビーチコーミングを行った感想ですが、非常に歩き易く快適にビーチコーミングが行える場所だと思います。
ただ、日によって当たり外れが大きい場所なのかもしれません。
上の写真のような貝溜りが打ち上げラインに出来ている日は良いのですが、潮や波加減で打ち上げラインに何もない、という日も結構あるように思いました。
取り敢えずですが、以上で須賀の浜の紹介を終わります。
須賀の浜で拾った物などは次回に紹介するようにしますが、今回の締めにほんの少しだけ串本町のビーチコーミングで拾った貝殻の中で気に入った物を紹介します。
左からヒメルリガイ(白野海水浴場)、ニシキツノガイ(須賀の浜)、サクラガイ(須賀の浜)、ベニフデ(白野海水浴場)です。
ベニフデは殻頂が欠けていますが、南国の海らしい色どり鮮やかな貝殻たちばかりで、串本町まで来て良かったと思えるものばかりです。








