大阪湾近辺でのビーチコーミングでは拾える貝殻に変化が乏しい、ということで南方系の貝殻が拾えるという和歌山県の太平洋沿岸に行くことにしました。
選んだ場所は本州最南端の和歌山県東牟婁郡串本町です。
徳島県立博物館のビーチコーミングハンドブック2012を参考にした暖流(橙→)と寒流(青→)を見ると大阪湾沿岸で南方系の貝殻が拾い難いことが良く判りますが、行先に串本町を選んだのはJRとビーチコーミングスポットのアクセスが一番良く、日帰りでも複数のビーチ巡りが出来そうだったからです。
串本町のビーチコーミングスポットについてはベテランビーチコマーさん達のブログ記事を調べた結果、①須賀の浜(潮岬西入口と馬坂園地の間にある浜)、②オゴクダの浜(潮岬神社と住崎の間にある浜)、③白野海水浴場、④橋杭海水浴場などが良さそうで、上記地図の範囲から西に外れた場所にある田並などはアクセスが悪く行きにくいようでした。
なお、私の認識では潮岬西入口(と東入口)以南全体が潮岬だと思っていましたが、地元の方の認識はアンドノ鼻以南が潮岬で以北は上浦海岸(須賀の浜も上浦海岸に)なるようで、東側についてはどこまでが潮岬なのか判りませんでした。
あと、良く判らなかったのがオゴクダ(御穀田)の浜です。
串本町と云うか、和歌山県のビーチコーミングスポットとして一番有名だと思われる場所ですが、地図に地名が載っていません。
こちらもネットを調べて上図の場所だと当りを付けましたが、いまいちスッキリしません。
一応、私の認識では左図の御崎(右写真の場合は、潮御崎神社)にある白線と白⇒で示した場所がオゴクダの小浜(一般的にはココをオゴクダと云っているように思います)、左図の駐車場現在位置表示にある黄線と黄⇒がオゴクダの大浜です。
両方合わせてオゴクダの浜だと思いますが、白線と黄線の境目は大潮の干潮時でないと磯伝いに歩けないようなので大浜と小浜に分けてみました。
では、串本町へ行き方です。
私は遠出をする場合、常にJRを使うようにしています。
串本町に行くには紀勢本線の特急くろしお号に乗りますが、この路線にはパンダで有名な観光地白浜があるためか特別仕様のパンダくろしお号を始めとして色んな編成の特急が走っています。
私が確認できた車両は上記の6種類ですが他にもあるかもですね。
なお、通常であれば特別車両のパンダくろしお号は白浜行きに使われることが多く、新宮行きの列車にはその他の一般車両が使われることが多かったのですが、新型コロナの影響で紀勢本線の特急が減便された結果、新宮行でもパンダくろしお号に乗車できる機会が増えています。
最後に沿線の見どころ風景です。
私の気に入った沿線風景です。
左上から和歌山マリーナシティ、みなべ風力発電所、印南かえる橋、みなべ千里浜、周参見駅津波避難タワー、見老津海岸、橋杭岩、須賀の浜日の入りですが、車内から見る海岸沿いの風景は線路脇に茂る雑草と架線の電柱に邪魔されてうまく写せないことが多かったです。
また、最後の2枚は沿線風景ではありませんが、ビーチコーミングの際に見た風景としてUPしました。
あと、マリーナシティの写真に写っている観覧車は現在解体されてありませんのでご注意を。