池袋ショー入手品の2回目です。
アンキロサウルスのスケイル(装甲板)だということですが、アンキロサウルス類の装甲板だと思います。
というのも、ジュディスリバー層(Judith River Formation)はジュディスリバー層群(Judith River Group)に含まれる層序の一つで堆積年代は8000万年前から7500万年前と推定されていますが、アンキロサウルス・マグニベントリスの生息年代は6800万年前~6600万年前だからです。
ではどのような鎧竜が候補に挙がるかというと、ジュディスリバー層で報告されている鎧竜類のズール、ジュデスリバーと同じ年代に堆積した地層、トゥーメデシン層やオールドマン層で報告されているエドモントニアやエウオプロケファルス、スコロサウルス、オーコキアなどです。
但し、判断できる材料が何もないので単にアンキロサウルス類の装甲板としか言いようがありません。
詳細です。
大きさが縦横高さともに20㎜程度しかないので見た目は笠貝かサンゴあるいは球果の化石みたいです。
実際に付いていた方向とは上下左右が逆になっている可能性もありますが、立てて見ると鎧竜の装甲板らしい形に見えるので手に入れました。