暑くなる前にもう一度行ってきました、串本町。

前回、ブログにはUPしなかったのですが、珍しいものが拾えました?ので2匹目のドジョウを狙って再度出撃しました。

 

 

 今回、ビーチコを行なったのは須賀の浜のみです。

コロナ前はアカウミガメの産卵があった須賀の浜ですがコロナ以降は産卵が無いようなのは残念です。

 

 この砂浜中央付近から沖合を見ると、こんな感じです。

 

 

 

 

 対岸の一番右端の海岸には小さくて見えないとは思いますが、望遠でズームしていくと、

 

 

串本海中公園の水族館と海中展望塔、それにちょうど出発したところの海中観光船ステラマリス号が見えました。

 

 逆に海中公園側から見ると緑⇩の位置が須賀の浜です。

 

 

 

 なお、今回のビーチコを須賀の浜だけに絞ったのは目的が貝殻では無いからです。

その目的の一つは夕日です。

 

 

 

 撮影年度は違いますが、左は11月下旬、中央は3月中旬、そして右が今回で6月上旬の日の入りになります。

 

 これで冬至、春分、夏至に近い時期の日の入りを揃える事が出来ました。

 

 では、ビーチコの成果です。 

 

 

 須賀の浜なので貝類は珍しい物は無く数も種類も余り多くありせんが、ウグイスガイ目ハボウキガイ科の幼貝(イワカワハゴロモ、クロタイラギ、カゲロウガイ)やカモンダカラのFDが拾えました。

 

 では、今回の目的だった拾得物です。

 

 

 

 野鳥の羽根です。

 集合写真、左からミサゴの初列風切り、尾羽、ツツドリの尾羽、黒台紙の左からイソシギ次列風切り、初列風切り、ハマシギ次列風切り、キアシシギ次列風切り。そして最後がカンムリウミスズメの翼です。

 

 5月~6月の須賀の浜は渡りの途中で力尽きたオオミズナギドリやハシボソミズナギドリなどの海鳥がよく打ち上げられていますが、前回のビーチコで初めて国の天然記念物カンムリウミスズメが打ち上げられていました。

 

 ただ、残念なことに打ち上がり遺骸に首から上がなかったので見つけた時には、足を見て「カイツブリでは無さそう」としか思わず、後で調べるため片翼だけ持ち帰ることにしました。

 

 帰ってから調べるとカンムリウミスズメだったので、もう一度打ち上がってないか、と思い再度ビーチコを行ないました。

結果は推して知るべしですが、いつもは鳶の羽根ばかりでミサゴの羽根を拾うことが無かったのですが、今回は初めて拾うことが出来たので再チャレンジが無駄にはなりませんでした。