史跡探訪 平家物語(4)熊谷 | 中島幼八のブログ

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全国一暑い熊谷市、駅前に熊谷直実の騎馬像が建つ。

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墓所がある熊谷寺は駅からは歩ける距離。門が閉ざされて入れなかった。

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平敦盛は一の谷で直実に頸をかかれる。その場面は平家物語で描かれている。

  (敦盛が)渚にうちあがらんとするところに、おし並べてむずくんでどうど落ち、うす化粧して、かねぐろ也。我子の小次郎がよはひ程にて、容顔まことに美麗也ければ、いづくに刀を立べしともおぼえず。
(中略)目もくれ心も消えはてて、前後不覚におぼえけれども、さてしもあるべき事ならねば、なくなく頸をぞかいてンげる。

  惜しんだあまり、直実は袖を顔に押し当てて、さめざめと泣いた。そして、出家を決意するのだ。

  吉川英治の「親鸞」を読んだときに、直実は法然のところで親鸞と出会う。なんか歴史的な出会いと思った。
  
   小生はまだ歌舞伎の「一谷嫩軍記」を観てない。