犬の勘
引越し準備のため、昨日姉宅から段ボールを貰ってきて帰った。
底の貼り合わせが弱かったので貼り直してるところを、うちの犬たちや猫は物珍しそうに、
興味深そうに見てた。
その直後から、ヨークシャテリアのアルトの様子がいつもと違うことに気付いた。
なぜだか私をずっとずっと見つめる。
じーっとまっすぐな瞳で、何かを問うかのように私を見る。
「どうしたの?」と声をかけても、椅子に腰掛ける私の足元で“お座り”の状態でずっと私を見てる。
抱っこしてあげると、体の力を抜き私に預ける。
母が「この家から出て行こうとしてるのを何か感じ取ったんじゃない?」と言った。
まさか、とは思ったけど、今日もアルトは私に普段以上に甘えてきた。
普段はミニチュアシュナウザーのジュリアのほうが甘えん坊で、ダイニングで食事をしてると私や他の家族の足の甲に体を乗せて寝そべる。
アルトは基本的にそういうことをしないんだけど、今日は珍しくアルトのほうがそれをやった。
てっきりジュリアかと思って覗くと、アルトだった。
やっぱり何か感じ取ったのかな。
「一体どこに行こうとしてるの?」とでも言ってるような瞳にたまらない愛しさを感じる。
