#1,521
どうも。
最近寒い日が続いていますが、完全に服のセレクトを間違えているベルおにいさんでございます。
たくさんぜい肉ついているのに、どうしてなんでしょうか
遅ればせながら、今週のDAZN Jリーグジャッジリプレイ#33を観ました。
このコンテンツでは、レフェリーの方のミスを取り上げられることが多いのですが、この回はレフェリーのナイスジャッジが2つ取り上げられていて、4級審判員の端くれとして大変勉強になりました。
1つはJ2昇格プレーオフの大宮vs山形戦のオウンゴールをジャッジした山岡主審。
もう1つは、J1川崎vs横浜FMで後半から主審を務めた清水主審です。
山岡主審のナイスジャッジについて、私なりに大変勉強になったのは、大宮のイッペイ・シノヅカ選手に当たってゴールインしているオウンゴールであることを山岡主審はしっかりと目視していたのですが、副審の旗が上がっていたことが分かりました。そこで追加副審と副審にしっかりとコミュニケーションをとって、最終的に自分がしっかり見た事実を伝え共有し、判定を決断した一連の流れが素晴らしいと思いました。
私もそうですが、判定を悩むという仕草や態度がレフェリーから見えてしまうと一気にレフェリーに対する信頼度は下がってしまいます。
そういったリスクを防ぐために、非常に管理的に、時に威圧的に見えるくらいのジャッジをするレフェリーの方がいますが、観ている方からすると押さえつけられているような気がして、あまり気分は良くありません。
この試合においては、得点が動いた非常に重要な場面だったので、選手も観客も、ベンチもヒートアップするのは必至の状況でした。
それでも、次のプレーに移る前に必要な確認手順を怠らず、一つ一つ丁寧に共有されていた主審の姿勢は、私も少しでもマネが出来るように見習いたいと思いました。
2つ目の清水主審についてですが、前半主審を務めた西村 雄一さんが試合中にケガをしたそうで、前半4thレフェリーを務めていた清水さんが担当することになったそうです。
コンテンツを見ていて驚いたのは、清水主審はこの試合がJ1リーグの
ジャッジデビューだったそうです。
私は湘南の試合を観ながら、地上波でこの試合も見ていましたが、今回のレアンドロダミアン選手の難しいジャッジだけでなく、マルコスジュニオール選手への対応など、非常に冷静で試合を押さえつけるわけでなくコントロールしていたという印象でした。
この話を聞いて、私は審判活動を始めたころの気持ちを思い出しました。審判を担当する前は不安で緊張して、全然落ち着かなかったですが、やると決めるその決断が重要だと分かってからは、気持ちの切り替えが上手にできるようにはなりました。いわゆる「スイッチ」入れるというやつです。
私には清水主審のお気持ちは分かりませんが、優勝が決まるかもしれないというビックマッチを担当するなんて、「持ってる」方ですね。
今後も清水レフェリーの試合には注目していきたいと思います。
こうやってレフェリーのナイスジャッジも取り上げてくれて、勉強になりました。
自分自身の活動にも反映すべく、フルタイムの映像ももっとたくさん見たいと思います。
ではまた。