2018J1リーグ 第14節vs清水(A) 感想 | ベルおにいさん#60のブログ ~take it easy~

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==2021年2月7日湘南ベルマーレ暴れん坊プレーヤー7年目突入!==
サッカーに関することを中心に、子を育てる親の想いなども交えてできるだけ率直に書いております。JFA4級審判員。アラフォーですが、気持ちはいつまでも「おにいさん」ですな。

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どうもです。

サシ入りのお肉より、赤身のお肉が好きなベルおにいさんでございます。もうおっさんなので、もたれるんですよね。

 

さて、昨日の試合はライブでDAZN観戦しましたが、なんだか90分落ち着かないまま試合が終わってしまったような印象で、湘南は3連敗を喫しました。これ以上の連敗は正直、駄目です。

 

結果一覧表です。

 

試合の入りは前節の反省を活かしてなのか、非常にアグレッシブでした。守備の面で清水の出足を削ぐプレスがハマり、チャンスも作れていました。もう少しで点が取れそうだな、というところで、コーナーキックで菊地選手がフレイレ選手をつかんで倒してしまい、PK献上。

その直前のプレーで、坂選手がハンドではないかという微妙なプレーで若干フィールドが荒れる雰囲気が出てきた直後のPK献上。

 

審判目線で見ると、個人的にあの坂選手のプレーはハンドと取られても仕方ないかな、と思います。

清水の選手が抗議しているときに、主審の中村さんは右手を後ろに引くジェスチャーを見せていました。

おそらくですが、坂選手が故意ではないという意思を見せたと判断されたのだと思います。

その判断自体は私も特に違和感は感じません。

ただ、映像で確認した「クロスを上げた位置から坂選手まで少し距離があった」、「坂選手の腕は体から離れていた」という客観的な情報も加味すると、PKが妥当かな、という感想は持ちます。しかし、私は主審の判断を尊重します。あの場面で決断を下せるのは主審だけ。その意思決定に敬意を表したいと思います。

 

ですが、そのあと中村主審の注意力、判断力がアップしていたのは間違いないですね。

確かに坂選手のプレーは微妙でした。

今後もそのようなプレーが増えるかもしれない、と審判は考えます。

私なら、この後数分間は冷静さは保ちつつ、いつもよりも注意力を高めてプレーを観察するようにします。

そういった中で、直後のプレーで菊地選手のホールディングの反則、かつ、中村主審の目の前で起きたファイルを見逃すわけはないでしょうね。

 

湘南としては、正直この試合のターニングポイントになるであろう場面で誤った対応をしてしまったことが、その後の試合の進め方を苦しくしてしまったのかな、と思います。

 

次の誤算としては、高橋選手の途中交代ですね。

最近、パフォーマンスが安定していませんが負傷でもしているのでしょうか。かなり心配です。

 

この試合で一番気になったのは、スタメン選手が前節のイメージを払拭しきれていないことだったと思います。

梅崎、野田選手が入って「パッション」がアップしたように感じます。

今のチームに足りないのは「荒さ」ではなく「パッション」ですよね。

 

J1リーグで「やれる」と判断するのはもっと先。結果が出てからです。

残留という結果が出るまでは、常にチャレンジャーの気持ちを大切にしてほしいと思います。

 

いよいよW杯中断前のJ1リーグはあと1試合。

ある意味嫌な流れの中で中断に入ってもらえるのは助かりますが、

最後の試合で勝ち点3を積み上げらるために、よい準備をしていただきたいと思う次第です。

 

今回はちょっと後ろ向きなことを書きましたが、やっぱり湘南大好きです。応援は絶対に止めません。