旅の続きは日本人にはますます聞きなれない都市です
@ビアレッジョ
トスカーナの海辺の街。
カーニバルの山車で有名。
カーニバルというと日本で思い浮かべるのはブラジルのリオとかベニスのカーニバルですよね?
リオはサンバと山車のパレード、ベニスは仮面をつけた中世の衣装の人たちが集まり、ゴンドラに乗っていたり、カメラ向けるとポーズとってくれたり、その時のサンマルコ広場は人人人!
カトリックの国イタリアではどの街でもカーニバル(謝肉祭carnevale )のお祭りがあります
carne=肉 lavare=取り除く、洗う の意味で、キリスト教では断食に入る前にお肉🍖をうんと食っておこう!というの意味のお祭りでした。
今は断食は無いのですが四旬節の灰の水曜日の前日から始まります。
で、このビアレッジョのカーニバルは実はイタリア最大でヨーロッパでも有数の規模と歴史を誇るらしい。2月にビアレッジョに行く予定だったんですがちょうどカーニバルにぶつかるので地元の友達にカーニバル目当てじゃなければ避けるように言われ、ずらして行きました。
一応検索するとこんな感じの山車が出ます。ねぶた祭り?
その年の風刺が効いた山車が出るのも面白い
その山車が往来する海辺の広くて長い遊歩道(lungomare )
実は建物の向こう側がビーチで、1900年代のリバティ様式の当時のビーチハウスが今はみんなショップやカフェになってお散歩に楽しい。
ビーチの方に行ってみると
ヨットハーバーときれいな夕日でした
トスカーナと言うと大体丘陵地帯の糸杉の景色を思い浮かべるけど、イタリア人は海辺のリゾートを思い浮かべる人が多いような気がする。
もちろん美味しいシーフードを食べました
@ピエトラサンタ
トスカーナは大理石の産地。
ピエトラは石という意味で、街の名を直訳すると「神聖なる石」
今も露天掘りでガンガン取れてます
中でも白大理石で有名なカラーラ(ミケランジェロが好んで使っていました)も実はこのご近所です。
因みにミケランジェロのダビデ像はここピエトラサンタの大理石を使っていて、彼は石を切り出す作業から自分の手でやっていたとか。
ピエトラサンタはビアレッジョから車で20分ぐらいの所で、芸術の村って感じのオシャレなところで、断然気に入った村です
現在の大理石の加工所
街中はどこもお洒落
とてもオシャレな石屋さん。。
ショーウインドウで見てとても気に入った彫刻!
お店が開くまで待ったのですが結局滞在中開かず、電話番号だけ控えてきました。
ものすごく高そうなので買えないけど・・・目の保養
こんなのお家に飾りたい
のんびりお茶して散策するのにいい所でした。
@フォルテデイマルミ
これまたビーチリゾート地
ここは知る人ぞ知る大金持ちの別荘地。
噂ではあのゼレンスキーがここに別荘を買ったとか……
元からロシア人の大金持ちがこの辺をいっぱい買っていて大型クルーザーが停泊していて、ウクライナ戦争が始まった頃ロシア人の制裁が始まって、この小さな村が注目を浴びたのよね。
(別荘とかクルーザー押収っていうニュースで笑)
でもゼレンスキーとロシア人遭遇したらやばいでしょ?
本当に小さい村なのに目抜き通りはミラノのモンテナポリオーネ通りにあるブランドのショップがほぼ揃っていた。
シーズンオフで人通りもまばらだったんだけど、犬を連れて散歩している人達もお金持ち臭(笑)ダダ漏れでした。
広場で骨董市もやっていて、骨董市の価格じゃないようなものが並んでいました。
ここで唯一撮った写真がこちら
なんじゃこれ⁉️
のロールスロイスでした。